「デイキャッチャーズ・ボイス」山田五郎さんの回を
起こしたいと思います。
音声はこちらから
山田五郎(以下、五郎)
12月1日に企業の採用活動がいわゆる「解禁」になったっていうことで
いろんな報道出てます。
で、これ去年から12月になった。
それ以前は10月だったわけですよね?
だけども、選考試験だとか面接だとか選考活動が始まるのは
昔と変わらず4月からなんで、単に学生側から見れば
入りたい会社を探したり選んだり応募するための期間が
2ヶ月短くなっただけで、かえって就活大変になったんじゃないか?っていうことを
前にも「ボイス」で言いましたけども。
実際その昨年の実績を見るとね、
「準備期間不足によるミスマッチが増えた」っていうような
企業側からの声も多々上がってるっていうことだそうです。
で僕自身、前から言ってきたように
そもそも新卒一括採用っていうシステム自体に反対だから
解禁日の早い遅いっていうのは本質的な問題ではないと思うんですけれども。
ただこの「解禁」っていうね、ことを1つとっても
今の就活に潜む本質的な問題が垣間見えてくるんじゃないかな?
っていう気がします。
例えば、「解禁」っていう言葉使うのは何故ですか?っていう話ですよ。
「解禁」っていうのは早すぎるとダメだから禁止しているから
「解禁」っていうわけですよね?
じゃあ、なんで早すぎると良く無いのか?って言うと
「学業の妨げだ」っていう意見が1個と、
あともう1個は「青田買いが進む」っていうのがよく言われることですよね?
だけど、よくよく考えてみたら
就活が学業の妨げっていうのって「就活と学業が相容れないものである」
っていうこと前提で話してるような気がするんですけど。
それ、おかしくないの?っていう気はしますけどね。
だって善し悪しはともかくとして、
現実問題として多くの大学生は就職のために大学に入っていくだけですよ。
就職したくて。
荒川強啓(以下、強啓)
現状はね・・。