安住紳一郎が語る「白鷺の姐御が頻繁に出てきた理由」

2011/12/08

安住紳一郎 大相撲 日曜天国 白鷺の姐御

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安住紳一郎が語る「白鷺の姐御が頻繁に出てきた理由」
今回は、安住紳一郎の日曜天国より2011年7月31日放送分 
「ゴボウ食べて頑張ってる&ゲストは秋本治さん」
大相撲名古屋場所のテレビ中継で映り込む女性(通称・白鷺の姉御)が
今回なぜ頻繁に写っていたのか?の理由について
語らてれいます。

音声はこちらから


安住紳一郎(以下、安住)
先週番組の冒頭で大相撲名古屋場所・白鷺の姐御
ちょうど西の花道に毎年名古屋場所になると見に来るご婦人がいらっしゃいますよ。
テレビ中継でもその人の姿が確認することが出来るので、
私は毎年見ているんですよ、という話を長々としましたけれども、

ちょうど去年ですね、名古屋場所いろいろな不祥事がありまして、
中継がなかったもんですから2年ぶりの生中継と言うことになりますが・・。
という話をして、そして2,3,4年前、過去よりも今年はその女性、
白鷺の姐御と呼んでますが。

白鷺の姐御が結構映るんだけれども、気のせいかな?みたいな話を
してたんですけれども、本当によく映ってるんですよね今年ね。
「あれ?おかしいな。こんなに映ってたかな?」ってのは、
ずっと思ってたんですけど、実はある関係者からお便りを頂きまして、
これはビックリしたんですけども、NHK、あ、言っちゃった・・。

その大相撲の中継を担当している放送局がありますよね?

中澤有美子(以下、中澤)
ハハハ・・。はい・・。
ありますねぇ・・。

安住
大相撲を放送している中継している放送局の
その大相撲中継を担当しているディレクターですね。
いわゆる現場監督ですよね。
大相撲を放送している放送局のその名古屋場所の担当の現場監督ですよ!
もう本物中の本物の関係者ですよね?

中澤
ええ、ど真ん中ですねー。


安住
その人がねぇ、仕事に行かなかったら中継が始まらないっていう
くらいの責任者ですからね。
その人からお便りを頂きまして!

中澤
へーーーーーーー!

安住
当然軽いクレームかな?と思いますけどもね。
名古屋場所を担当している相撲中継のディレクターがですね、
なんと日曜天国を聞いて下さっているという事が判明いたしまして、

私は1年前の白鷺の姐御の話をしたらですね、
この方が「あ!あの人よく見かけるけど、そういう風に呼ばれているんだ!」という
そういう認識から始まりまして、ちょうど今年の名古屋場所の中継で、
その女性が映った瞬間にそのディレクターがですね、
インカムといって頭に付けてるヘッドホンとマイクが一緒になった
ヘッドセットみたいなものがありますけど、それを付けて、
それはスタッフ全員が共有してるものですから、
要するに全員が聞こえる共有無線みたいなものなんですけども、
それで「おっ!白鷺の姐御」って言っちゃったらしいんですよね。
NHKの業務無線みたいなもので。

そしたらNHK、また言っちゃった!某放送局の大相撲を担当している
放送局の名古屋場所の担当全員が
「あ、あの人は白鷺の姐御って言うんだ!」っていうことで、
にわかに盛り上がりを見せたらしくてですね。

それで今年からどうもその名古屋場所の中継を担当している
カメラマン達がですね、白鷺の姐御ブームが起こったみたいで(笑)
非常に大きなスポーツ中継なので、多分カメラは8~10台あると思うんですけれども、
正面からあって、西の花道から撮って、東の花道から撮って、
その対角線上にもあって、さらに上からもう一台、もう一台左右に振ってると思うんですけども。

それで多分たまにその相撲の取り組みの間と間ですね、
その字幕スーパーで東側から白鵬、西側から琴奨菊みたいな
で、過去の対戦成績みたいなのが出る時に、ちょっと客席のカットが出て、
業界的には、ロングショット、引きのショット、遠目の映像とか、
あるいはちょっと言い方キツイですけど、捨てカットなんて言ったりして、
ちょっとその主張のない漠然とした会場の画、
あるいは、夏休みを機に遊びに来ている無邪気な子供達の漠然とした画面みたいなのを
私達は「捨てカット」とか言ったりするんですけども。
あまりニュアンスのない、メッセージ性のない映像を言うんですけども。


それを要するに会場のカメラマンは、取り組みを中心に撮ったりとか、
事のストーリーの主軸を撮っているカメラマンと、
あるいはサイドストーリーを撮るカメラマンに別れるシーンがあるんですが。

でそのサイドストーリーを撮っている4人くらいのカメラマンで一番良い画を、
いい映像を撮っている人のところのカメラに、「スイッチング」と言いまして
スイッチが行きましてパッとその画が撮られるということなんです、
それがオンエアされる。

そしてこの現場監督の話に寄りますとですね、
今年はほぼその4人か5人に及ぶロングショットを撮っているカメラマンが、
ほぼ5分の4くらいの可能性で白鷺の姐御を撮っていたという。

なので当然今年、白鷺の姐御がテレビの画面からその姿を全国に伝える可能性が
格段に高くなったのは間違いないということですね。

ちょっとお便り全部を紹介するわけにはいきませんので、
一部ご紹介いたします。

「私は某公共放送のスポーツ中継のディレクターで、主に大相撲中継を担当しています。
白鷺の姐御を見に来ていたのですね。
私はにち10ポッドキャストをちょうど1年前後輩のスタッフから
教えてもらい出張の移動の飛行機の中でこれを聞いていました。
そして、今年の名古屋場所での生中継、カットが多発していたと仰っていましたが、
その原因の一端は間違いなく自分にあると思います。
初日のカメラリハーサル中に西の花道の通路脇に映ったその姿に思わずインカム越しに、
『あっ!白鷺の姐御だ!』と叫んでしまったのです。
当然周りのスタッフから、『姐御って何すか?』と言われ、
元々目立つお客さんがいるなぁという認識は皆持っていたのですが、
まさかそんな仇名があるとはみんな知らず、それ以降、客席のカットを募集する時は、
ほぼ毎回全てのカメラが姐御カットを撮っていました。」

中澤
ハハハハハ。もうあらゆる角度から(笑)

安住
「これからも大相撲中継をごひいきにお願いいたします。
追伸、初田アナウンサー、小笠原アナウンサーとは地方場所でよく飲み会をしていますよ。」

ってねぇ、TBSラジオもたまに中継が出ていますので、
担当の初田啓介アナウンサー、小笠原亘アナウンサーとも面識があるということで、
本物中の本物ですね。

結論から申しますと、
まぁかなり、あたしの意見は公共放送に反映されてるってことですね。

中澤
そうですよねー!「あたしの意見」(笑)

安住
まぁ皆さんお忘れかも知れませんけれども、
NHKが持っていますNHK合唱コンクールもね、
たびたび私の意見を求めにくるという状況になってますけど。


中澤
ハハハハハ、たびたびですかねぇ(笑)

安住
まぁー意見を請うのがよろしいでしょう!

中澤
ウワハッハハハ。
聞きに来るが良いでしょう!ですか(笑)

安住
ありがたいことですけど(笑)
うーん、関東にしか流れていない一民間放送ですからね。
かたや向こうは従業員1万5千人ですか?もっとですか?よくわかりませんが。

NHK、あっ!言っちゃった・・。
公共放送ですからね。すごいですよ。

中澤
もう全国津々浦々にネットワークがあります。

安住
公共放送のアナウンサー何人いるか知ってますか?全国で。
アナウンサーだけで800~900人いるんですよ!
議員の一人も通せるだろうって話ですよ、すごいんだから!!

やっぱりこの業界に身を置きますと、
圧倒的なその力にたぶん聞いてる皆さん以上に
私達はその差を歴然と感じるわけですが、
かたやもう火も消え入りそうな民放の末席でしょ?
末席ですよ、ここまで言ってしまうのも酷ですが・・。

まだまだ勢いのある放送局だったら、まだしも!!
はぁ・・、もう落日甚だしい民間放送局ですよ。
規模だけは全国規模ということをね一応看板に掲げてはおりますが、

落日甚だしいこの民間放送局の一アナウンサーの意見をですよ!
巨大な象こと某公共放送のディレクターが聞きですよ、映像を選んでる。
あるいは、合唱番組を作ればそのディレクターが俺の話を聞きに来ると!

中澤
ああ、本当だ。すごーい!

安住
ね、ゴボウを食べて頑張ってるんだ!
戦っているということですね!

・・・、よろしくどうぞお願いしまーす。



(了)

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