2015/11/14

赤江珠緒が語る「私は『モーニングバード』が始まる前に終わってていい人間だったのに」

今回は2015年9月28日放送「赤江珠緒 たまむすび」
オープニングの一部を起こしたいと思います。



赤江
いやーもうねそれに関してですね、今日はちょっと・・私、金曜日テレビ朝日さんの方が温かく送って下さいましたんで。それも含めてちょっと考えたことと。あとこの週末送別会もして下さったんですよね、向こうがね。

そのときに踏まえて赤江珠緒反省と、ちょっと懺悔といいますか。ちょっと思ったことを今日お話してもいいでしょうか?

竹山
いいよ、いいよ、いいよ。12年間もやってたんですもんね、だってね毎朝ね。

赤江
でね、それがねまあどれくらい伝わるか分からないんですけど、今日ちょっと個人的なメッセージになってしまうかもしれないんですけれども。

その「モーニングバード」の最終回が終わりまして、そのあとすぐ送別会をしていただいて・・その送別会で100人以上いますスタッフ自体がね。それで関係者の方とか昔一緒に共演した方とか。

そういう方も来て下さってワーッと盛り上がりつつ、なんかあの・・ちょっと流れなかったVTRの部分とかもまた放送して下さったりとかして、それを見て回ったりなんか、ウワーッてなったりっていう喜怒哀楽を繰り返しながら

いろんな共演者の方もお言葉下さったんですけど。そのとき最後に私も挨拶しんきゃいけないなと思ってある程度は考えていたんですね。こうこうこういうことを言わせていただこうと思って、その場には臨んでたんですけど。

私の直前に羽鳥さんが挨拶して下さったんですよ。でね、その羽鳥さんの挨拶がもうあまりにもちょっと私の想像を超えてまして。もうなんかガーンというかグーッというかあまりにもショックを受けちゃって、私自身が。

竹山
感動的なっていうこと?

赤江
あのね、まああれだけのおしゃべり上手な方ですよ。立て板に水で普段もしゃべられる方なんですけど。でも普段私と羽鳥さんって、まあ羽鳥さん自身が高田純次さんを目指しているっていう「適当男が大好きです」っていうのがね自分のポリシーの方なので

普段一緒に仕事をしてても、もうお互い適当なことしか言ってなかった関係ではあったの。それで照れくさいし、そんな真面目な話なんかすることも滅多にないし、飲み会でワーッて言ってもアハハってその場で面白おかしくどうでもいい話をするだけの期間だったんですけど。

まさかそんなふうに考えて下さってるとは!ということをはじめて、すごく羽鳥さんの深い本音みたいなのをなんかこうぶつけてくれたんですよ。

竹山
12年間ではじめて。



赤江
それがちょっとびっくりして、前に出てきた羽鳥さんがまああの全部はもちろんあれですけど・・番組の放送のときにも「残念です」っていう一言を言って下さったんですけど。

「残念だ」と、「これからも珠ちゃんも応援していかなきゃいけないから、『頑張って』って言いたいけども、そういうちょっと言える今は気分じゃない」と。でそこからですね、本当男泣きに泣いて下さって。

もうだからダーダー泣くんじゃなくて、もう喉仏が震えるような泣き方をして下さって。実は私と羽鳥さんが組んだのって4年半なのかな?なんですけど、12年間のうちの。

もともと一番最初は私はABCのアナウンサーで、たまたまテレビ朝日さんに1年だけ出向みたいな感じで渡辺宜嗣さんっていうアナウンサーの方と組ませていただいて。

で3年半くらいかな?渡辺さんとやって「もう戻ります」って言ってABCに1回帰ったんですよ。で1年間のブランクがあって、結果次の番組が始まったときに渡辺さんからそのメインの仕事をバトンタッチされたのが私だったんですよ。

そういうことも普通は珍しいんですよね。一旦もう離れて出ていった人間がまた同じ番組に戻ってきて同じ席にいる。それも珍しいんですけど、そっから鳥越さんと小木アナウンサーっていう方と3人で4年間やったのかな?

4年間やらせていただいて、その番組がまた「スーパーモーニング」っていう番組だったのですよ。それが終わるときに「これでもう私も一緒に終わらせてもらおう」と。

鳥越さんも終わるし、小木アナウンサーも終わるし。一緒にやってきたメンバーみんな終わって番組の区切りがつくんだから、もちろん私も一緒に辞めさせていただこうと。

辞めさせていただくというか、もう番組も辞めるということだし。一緒に卒業が一番いいですよね?なんかそんな言うなれば私がメインだった番組だし、船長みたいなのが1人残ってどうする?っていう話だし。

もちろんそれで私も一緒に卒業させていただきますっていう話をしてたんですよ。そしたら、そこでテレビ朝日さんがですね「いやいや、羽鳥さんを今度呼ぼうと思っているんだ」と。「で、羽鳥さんと組んで欲しいんだ」って言われて

私はすごく日テレ時代の羽鳥さんとかも拝見していて、華もあって面白いし「ああ、あの方と確かにできるんだった。すごく楽しいかもしれないな」って思ったんですよ。

それはすごく魅力的なお話だなと思って、当時相棒だった小木アナウンサーに「こういうオファーをもらってるんだけど、どう思う?」って聞いたら、その小木くん自体がですね「その2人のコンビを見てみたいと思うから、やりなさい」って後押ししてくれて

それで羽鳥さんと組ませてもらおうと思って4年半やらせていただいたんですよ。で、今回私が4年半やらせていただいて「モーニングバード」を去るにあたっては20代からずーっと仕事ばっかりやってきちゃったし、

なんかもう「仕事だけの人生でいいのか?」っていう本当に個人的な理由とか、あと「たまむすび」もやらせていただくようになってよりハードになっちゃって・・

いろいろ考えると、本当はその「モーニングバード」終わったあとの反省会があったりとか、モーニングバードの中で週に1回のロケとかにも行っていたんですけど。それもお昼間こっちに来ちゃうとロケも行けなくなったりして

かなり向こうのスタッフに無理なお願いをした中で「でも続けましょう」と言って続けさせてもらってたんで、それは私の中で後ろめたい部分もあったし。
そういうふうにダブル司会させてもらってる中であまり番組のために力を「バード」の方にも完全にはそそげてないし、もういろいろ考えるとちょっと体力的にもきつくなってるし、「ちょっとこれそろそろ私・・」っていうかたちでオファーを辞めようということをお願いしたんですよ。

でまあその経緯がね、クビだって言われようがそれが自分から言ったことであろうがそれはもうどうでもいいことで。分かる人が分かってくれて、そんなこといちいち私が人事のことを言う必要はないなと思ったんで、いろんな雑誌とかにもなんかそういうふうなこと書かれたらしいんですけど。

そんなこといちいち説明する必要ないなと思って、私もスタッフとかに言ってなかったんですよね。そんなことは、どういう経緯でこういうことになったのか?っていうのは。

でもそれに関してやっぱり一身に羽鳥さんに、何て言うのかな・・羽鳥さんが追い出したんじゃないか?みたいなことが変な噂みたいなのが。前の番組でメインをやっていた人間が違う人とまた今度組むということ自体が非常にないことなんです、この業界ではね。

竹山
あんまりないね、そういうパターンは。

赤江
それぞれが前やっていたのにっていうのは。だから最初のボタンがそれこそ掛け違えているじゃないけど、いびつな形でスタートしているだけに私と羽鳥さんって1回もケンカしたこともなければ、言い合ったこともなければ、

何にもお互いに不満すら持っていない状態の4年半だったのに、もう不仲説が出たりとかいろいろとご迷惑をお掛けしたんですよ。

でもそれはただただ単にそのスタート時点がお互いに前やってた人が残ってくるといういびつな形が始まったが故に変な憶測を招いちゃったっていうことなんですね。

でもそれは私自身は何も辛くはなかったし、鈍感な部分もあるから何も感じてなかったから羽鳥さんにちゃんとそんな話したことなかったんですよ。

でも、今回辞めるっていうことでまたいろんな憶測が出てそれが羽鳥さんに一身にかかって来てしまったみたいで。「追い出したんじゃないか?」とかそういうことをやりつつ自分はまた新しい番組を羽鳥さんは続けていくわけですから、「モーニングショー」としてね。

その中で「珠ちゃんが辞めるって聞いたときに、ものすごくショックではっきり言って送別会とかやろうっていう気にもなれないぐらいで、そこからの僕がやっぱり赤江さんを追い詰めてしまったんじゃないか?って思ってました」みたいなことを言われて。

えっ!そんなふうにやっぱり思って下さってる部分があったのか!と思って、お互いの関係性から言うとそんなことないだろうと私も思ってたけど、まあでも逆の立場になると後から来た自分が何かあって思っていたのかな?って・・全くそんなことはなくて。

竹山
そんなに真面目に考えているとは思わなかった。そういうこと考えているとは思わなかった、羽鳥さんが。

赤江
でもそういうふうに言って下さってね、「残念です」「残念です」ってとにかく何度も何度もびっくりするぐらい間が空くくらいのスピーチをして下さって。

もうちょっと男泣きになりながら、「どういう気持ちで珠ちゃんがやってくれていたのかがすごく最後の方は分からなくなって、まさか辞められるとは思わなかったからずっと続くと思っていたし。なんかあのどう言っていいのか分からない」みたいな挨拶をして下さって。

いや本当にそれは申し訳なかったなと思って、だから今の流れでちょっとご説明しましたけど、逆に言うと私はその「モーニングバード」が始まる前の4年半前に終わってていい人間だったのに、

それをこの4年半、さらに延びたのはただただ羽鳥さんと組ませていただけたからむしろ延びた話で。それがなかったら12年間もやってない仕事だったんですよ。

竹山
辞めてたって事ね、4年半前に辞めてたってことね。

赤江
でもそんなのはね、照れくさいし「羽鳥さんと組みたかったんで、やりました」っていうことをね、きちんとお話ししないまま。スタッフたちにもそういう話は一切しなかったんで・・ああなんか悪かったなあと思って。

あまりにもそういう言葉を直前に言われちゃって、そのあとすぐ私がそのアンサーとして「いやそうじゃないんだ」と今思っているようなことをお伝えできたら良かったんですけど。

もう私もあまりにこうなんか心が揺さぶられて、最後の挨拶がもうね、送別会の挨拶がしどろもどろのグッチャグチャの何言ったかよう分からんみたいな(笑)

竹山
考えたことが全部飛ぶんでしょ?

赤江
全部飛ぶし、「えーそうだったのか!」と思ってそんなことじゃないのに、むしろ感謝しているのは私の方で4年半プラスアルファ延びたのは羽鳥慎一という人と、魅力ある人と組みたいと自分が思ったから延びただけで。

今回辞めるのに当たっても、全く私の個人的な理由であって何かそこに不満があるとかでもなく。

竹山
羽鳥さんは関係ないと、私が自分で考えたことだと。

赤江
そうなんです、それはねテレビ朝日さんの上層部の方には「テレビ朝日を捨ててTBSを取るのか!」って言って、ちょっと恨み節とかも言われましたけど(笑)

それもどっちを取るとかじゃなくて、テレビ朝日さんの方はもう12年もやらせていただいた見いだしていただいた部分の何かしらの仕事関係もやった部分もあるんじゃないかと。

ただただTBSラジオさんの方は何の恩返しも出来ていない。まだまだ始まったばっかりのパーソナリティとしてもひよっこの状態でこっちをすぐ辞めるわけにもいかないしっていう中での

ラジオを取った、テレビを取ったとかそんな重大なことでもなくて関係性上「じゃあどっちか?」と言われたらそれはもう「バード」を卒業するのが一番綺麗だよねっていうだけの話だったんですよ。

竹山
自分の生き方の問題だからね、それはね。

赤江
なのに、それが羽鳥さんにすごく違う形で迷惑を掛けてしまってたんだなっていうのをすごく反省しまして今日ね「たまむすび」という番組があったんで、まあ羽鳥さんが聞いてないと思うんですけども・・(笑)

竹山
いや、ちょっと待って!ちょっ、ちょっと待って!今、長々と話していた話はその送別会のときに羽鳥さんに伝えてないの!?

赤江
伝えてないの(笑)

竹山
えーっ!!!

赤江
だってあまりにも急にそんなことを言われたから(笑)

竹山
いやでも最後の挨拶で・・(笑)

赤江
言いましたよ、もちろん「違うんだと、羽鳥さんのメインとしての苦労も分かっているし私はちょっとかじった人間として、だからそんなことなく・・」っていうことを言ったつもりだけど。

でももっと時間、土日あったじゃないですか?よく頭を整理した結果、こういうことなんだっていうのを言えば良かったと思って(笑)

竹山
えーっ!アハハハハハ(笑)それで今なんだ!!

赤江
そう今なのよ!(笑)

竹山
ああ、そこじゃないんだ!

赤江
だからごめんなさい、今日の放送はすごく個人的なものになってしまった申し訳ないんだけど(笑)

竹山
こういう感じだったっていう報告じゃなくて、そのメッセージを送ってただけだ、今(笑)

赤江
そう、だから今日のオープニングはどっちかというと羽鳥さんに向けて。今日から「羽鳥慎一モーニングショー」も始まったということで、私朝起きて見ました。

いただいたお花を、百合とかの手入れとかをしながらね見てました。だからもう手がもうね百合の花粉で黄色く取れないのよ!朝から(笑)

竹山
どうする?でもこれからいっぱいやりたいことやれるよ。運動もやれるし、本も読めるし、旅行も行けるし。

赤江
なので、羽鳥慎一さん!これを私のアンサーとさせて下さい!

竹山
聞いてりゃいいけどな(笑)お疲れ様でした、これから好きに生きよう。

(了)

関連コンテンツ

スポンサードリンク