2014/01/23

マキタスポーツが語る「ポップスのおける曲の長さの変遷」

今回は2013年10月5日放送
「マキタスポーツラジオはたらくおじさん」より
「曲の長さ」特集
を起こしたいと思います。


マキタスポーツ(以下、マキタ)
さあ、今週はですね
僕が最近すごく気にしていることについて調べてみたい
というわけでございます。

今、バックで流れているこの曲「また逢う日まで」なんでございますけれども
以前この番組でも言いましたけど、この曲が何分の曲なのか?
っていうことを調べたって言ったじゃないですか?



2分55秒なんですね、秒数にすると175秒
でですね、Aメロ→Bメロ→サビ で分解して調べてみたんです。
それぞれ何秒ずつやってるのか?っていうことを

すごいペース配分で巧いこと回って
2分55秒で仕上げてるなってこととかが
逆に分かったわけですよ、それによって。

如何にこの曲が秒数で見るからにも
すごく優れた曲であるか?ってことが計測できたんですね。
まぁ感覚的ではあったんですけど。

なんかこれ・・Aメロ20秒・Bメロ20秒・サビ20秒ってなってるんですけど
それで最終的にこうグワーッと世界が広がっていくような感じで
終わっていくこの世界観の作り方、素晴らしいな!とかって思えたわけ。

ということなので、今回はポップスにおける「尺」
長さですね、ということで考えてみたいと。
たまにある実験回でございます。



こちらも別に明確な答えがあるというわけではございません。
いたずらに曲をですね分解していきながらですね
興味の赴くままに年代ごとにいろいろ曲を提示しながら

これだけの曲の「尺」をAメロでこれだけかかってましたよとか
テンポ間はこれぐらいでしたよみたいなことをですね
暴いていきながら考えてみたいなというふうに思ってますから

皆さんもですね、何だったらストップウォッチ片手に
是非聞いていただきたいなというわけでございます。

えー、データマン・モリノが今日はいますからですね
共に探って行きたいなと思います。

橘美緒(以下、橘)
はい、よろしくお願いします。

マキタ
この「また逢う日まで」なんですけど、
1971年発売されたレコード大賞を受賞した曲ですね。
もう不朽の名作と言ってもいいと思います。

今言ったように3分以内です、175秒です。
イントロ15秒・Aメロ20秒・Bメロ20秒・サビ20秒
間奏でちょっと転調して10秒

Aメロ20秒・Bメロ20秒・サビは2回まわしで40秒
でアウトロが10秒の計175秒の
奇跡の175秒!

175秒オリンピックの金メダルって僕は言いました。
もしも世界中で175秒の使い道、神様みたいな人がねやってきて
「175秒を自由に使って人を感動させなさい」っていうことを言ったときに

この175秒の使い方は素晴らしい!と
僕は思ったというわけでございます。

ちなみにテンポが96という、これはあの・・
響く人はたぶん響くんですよ。
「なるほど!96なのかー!!」「96で175秒やったのかー!」みたいなことを


どういうことですか・・?

マキタ
いやテンポ感もけっこう重要じゃないですか!


テンポ96っていうのは、どういうことですか?

マキタ
これはBeats Per Minuteですよね。
1分間で何拍あるのか?とかってそういうやつですよ。

ということで、楽曲構成というのもありまして
Aメロはこれ日本でのみ言われている言葉なんですよ。
Aメロっていうのは。

これは外国では「バース」って言われたりもしますね。
ランディ・バース・・「ランディ」って言ったら「バース」と当然返してこないと!


そうなんですね・・はい。

マキタ
えー、Bメロっていうのがありますね。
これも日本でしか言われておりません。
であの・・「ブリッジ」なんてことも言われたりしますね、英語圏では。

サビは「コーラス」と言われてますね。
これはまあ皆で歌うという考え方がなんとなく存在してるということから
まあ「コーラス」ということらしいですね、どうもね。

あとヒップホップではサビみたいな部分、
一番目立つところを「フック」なんつって言ったりね
「あのフック良いよね、ヤバいよね、ヒィヤー」みたいな感じで言われておりますけど

まあなんかいろいろ言われちゃうわけです、分解していくとね。
でデータマン・モリノ、いろいろ調べてみると傾向が出てきた
ということなんですけども。

モリノ(構成作家・以下同じ)
はい、まず1971年この「また逢う日まで」がレコード大賞を獲った年なんですけども
この年のヒットシングルトップ10っていうのちょっと調べてみました。

そしたら、
10位:堺正章「さらば恋人」
9位:森進一「望郷」
8位:湯原昌幸「雨のバラード」
7位:はしだのりひことクライマックス「花嫁」
6位:五木ひろし「横浜たそがれ」
5位:ヘドバとダビデ「ナオミの人生」
4位:鶴田浩二「傷だらけの人生」
3位:尾崎紀世彦「また逢う日まで」
2位:加藤登紀子「知床旅情」
1位:小柳ルミ子「私の城下町」

これら全部の尺を調べてみましたら、曲の平均値ですね・・は
約3分19秒だったんですよ。

マキタ
約3分19秒だって!この1971年のヒット曲を
1位から10位までの平均値で調べて見たということですね。

モリノ
で、イントロの長さもちょっと調べてみたんですけど。
これが約19秒。

マキタ
イントロ約19秒、なるほどな。

モリノ
だから「また逢う日まで」をこの平均値よりちょっと短めなんですね。
たぶんこれらは当時CDとかではなくレコードだったじゃないですか?
で、シングルですからまあ7インチとか10インチのシングルっていうのが出ていまして

マキタ
EP盤ですね。

モリノ
7インチは収録分数が4分

マキタ
うん、決まってましたね。


えー!!4分!

マキタ
10インチの方は7分、だから7インチだと1曲
10インチだと3分台だったら2曲入るのかなと。
なのでたぶん3分半以内に収めるっていうのがもう決まってじゃなかったかと。

マキタ
これはもうだから規格なんですよね、きっとおそらく。
だからその人々の心情でなんとなくある耐えられる分数っていうものも
あったかと思うんですけど

そもそもそれを出してるメーカーとかの商品というかさ、規格ですよ。
規格がそんな感じになってたから漠然とだいたい1曲につきシングルって
3分くらいだということになってるわけですね。

モリノ
ちょっと例外的に4位の鶴田浩二さんの「傷だらけの人生」が3分58秒
9位の森進一さんの「望郷」は4分16秒って長い曲はあったりするんですけど



これはイントロも鶴田浩二さんの方が38秒あるんですけど
例えばこれは台詞があったりとか、あと森さんの方も
最初イントロ35秒あるんですけど最初の13秒が汽笛だったと。




えーーーっ、長い。

マキタ
汽笛が13秒あるんですか!!どうしてですか!汽笛が13秒!
自分で言ってるんですか?「ホオゥオゥオゥ」って言ってるんですか、自分で?
そんなひょうきんじゃなかったですよね、あの人?

モリノ
曲の世界観を作るためには最初にSEが入ってたりっていうのが
この頃からあったと。ただ平均するとやっぱりだいたい20秒以内に
イントロは収まってる。

ちょっとこの中から7位のはしだのりひことクライマックスの「花嫁」という曲を

マキタ
これ2分54秒、イントロが20秒ってことは、これはあれだね・・
「また逢う日まで」と尺はほとんど同じ、全体の尺がほとんど同じで
イントロがちょっと長いんだな。

モリノ
長いですけど、この年のほぼ平均値ではあるということで
ちょっとこれ聞いてみましょうか。

マキタ
ということで、1971年のヒット曲の中で
ベスト10の中での平均値を測ったとき1番平均的な曲から
はしだのりひことクライマックスの「花嫁」という曲を



マキタ
フル尺あえて掛けさせてもらいましたね。
まあこれね、僕なんかちょっと気にしたいところは
まあそのサビがありますよね?

♪花嫁はー 夜汽車にのってー からもう始まるんですけど
♪命賭けて燃えた のところあるじゃないですか?
あそこがちょっとBメロっていうか転換させてるところなのね。

最後にもう1回サビのメロディーに戻って
♪帰れない何があっても になるわけですね。

でもね、たぶんまだ1971年のあたりって
サビとかAメロとかBメロっていうものとかの概念が
あんまりしっかりしてないんですよ、きっと。

だからサビというにはあまりにも味気ない
終わり方をしてるっちゃしてるんだよね。

それでこれね、言葉ありきだと思うんだけど
Aメロ→Bメロ→サビっていうパターンが出来上がったら

サビの中でどんだけそのサビらしくっていうか
もっと人の心を・・何つうのかな?揺さぶるためにって言うかな?

感動仕立てにするために、
もっとキャッチーで覚えやすいとかっていうことが出来上がるわけだよな。
これね、そういう概念が出来上がってこそだよね。

モリノ
そうですね、やっぱりこの時期は「バース」と「コーラス」

マキタ
だよね、もうざっくりと言うとそうなんですよね。
英語圏で言うところの「バース」と「コーラス」があるっていう
ことだと思うんだよね。

仕掛けとしてはそのぐらい単純な。
「フリ」と「オチ」があるみたいなぐらいな感じだよな。

1と2の間の例えば0.5があるとかなんとか
っていうこととかの仕掛けとかさ
いうことで無いのが俺はちょっと面白かった。

さあ、という1971年ぐらいの時代と
打って変わって2000年代のこれ、モリノさん。
また全然たぶん違いますよね?

モリノ
そうですね、だからここから約40年・・41年経った
2012年のヒット曲をちょっと検証してみようと思うんですが
先に曲を1曲聞いてもらいましょうか?

えーと、2012年1位から5位上位を独占した
AKB48の「永遠プレッシャー」という曲を



マキタ
さあこれ2012年のシングルヒット曲
もうだって上から下まで10位から1位まで全部・・
嵐をちょっとはさんで全部AKBグループだよ。


すごい

マキタ
だからこれ奇しくもAKB関連の曲で平均値測るしかない
みたいな感じのことですよね。

モリノ
まああともっと言うと、1位から10位までは全部アイドル
アイドルソングという・・

マキタ
これで分かったことをちょっと教えてください

モリノ
今の曲聞いてもらいましたけど、イントロが0秒

マキタ
「サビ出し」ってやつですね。

モリノ
なんですけれども、この「永遠プレッシャー」っていう曲は
曲の長さ4分57秒

マキタ
4分57秒ってことは「花嫁」より2分も増えちゃってる、この曲は。
それを比べるのはしょうがないけどね、別にあまり意味がないけどね。

モリノ
で一応、2012年のヒット曲1位から5位までがAKB48
6位・7位が嵐、8位から10位がSKE48
という感じになってるんですけども

これら10位までの平均値を出してみたところ
曲の長さは約4分38秒ありまして、
1971年、41年前の3分19秒から比べると約1分19秒長くなってますね。

マキタ
増えたね、すごいねー。

モリノ
で、「イントロ」の長さなんですけど
「イントロ」の長さは約22秒

マキタ
ということは、3秒くらい?

モリノ
ちょっと増えてはいるんですけど、
曲の長さから比べるとそこまで増えたわけでもない。

マキタ
そうだね、だって「イントロ」の長さが1971年は配分としては19秒の平均値が
出てるわりには大して全然伸びてないわな。
だってそうだろ?こんなに1分以上も違うのに全体の曲の「尺」が・・大したことないわ。


へー、どこが伸びたんですか?

マキタ
俺はだから言ってるじゃないですか?
やっぱり「サビ」とか「Aメロ」とか「Bメロ」とかっていうことの
概念がはっきりと整って以降の曲だからなんですよ。

つまり「サビ」だけではもう物足りなくなったから
「10年目のプロポーズ」でもそうしてますけど
「大サビ」っていう部分とか付け足してるわけですよ。

それも「サビ」っていう概念が出来たからなんだと思うんですよ、よりね。
これ今ザッとやったってさ、1コーラス目でこの「永遠プレッシャー」は
「サビ出し」で始まって「バンドイン」でイントロがあるよね?

で、その後「Aメロ」があって「Bメロ」あって
パン、パ、パン、フゥー!パン、パ、パン、フゥー!つって
「ガソリンポイント」ありますよね?


なるほど、はい(笑)

マキタ
「Bメロ」でそれやってまぁ「ブリッジ」をした上で
「サビ」2回まわししてますからね。
もうこれだけでもいいじゃないですか!っていうくらいですよ。

モリノ
たぶん楽曲構成っていうパーツ的な考え方、
ブロックをパーツとして考えるっていうのもあると思うんですけど
さっきプロデューサーの福田さんがちょっと言ってたんですけど

やっぱりアイドルの曲は間奏にダンスがあったりとか
だからその分間奏が普段だったら1回しでいいところを2回しになってたりとか
そういうのも影響してるんじゃないか?と。

マキタ
なるほどな、そういうダンスグループが登場以降の歌謡界は
そういった意味ではレギュレーションが変わったのかもしれないな。
うんなるほど、面白いですね。

モリノ
じゃあここで同じく2012年のヒット曲から
SKE48「キスだって左利き」これも聞いてみましょうか



マキタ
はい、SKE48「キスだって左利き」
じゃあ何だったら右利きなんだ!っていう声が
聞こえてきそうでございますけれども。

これは5分ですね、
で「イントロ」はたった6秒ということでございますけどね。
これはどういう傾向があったんでしょうか?

モリノ
これもやっぱり「イントロ」にギターソロとか
ちょっとソロをとるようなフレーズとかがある場合は
最短でも15秒から20秒、25秒くらいかかっちゃうんですけど・・

マキタ
ただこれもテンポ感にもよりますもんね。

モリノ
この曲に関してはどっちかというとカウントを8拍取ってみたいな
そういう感じなので・・

マキタ
2小節分だけ取って

モリノ
勢い最初つけながらっていうところの部分が「イントロ」6秒
になってるのかな?と。

マキタ
ほぼ「サビ出し」的な意味合いですよね?
考え方的にはね。
はい、これが2000年代ですね。

1971年から40年ぐらい経って以降
これだけ「尺」が膨らんでいるということの理由を
なんとなくあぶり出しました。

これね、途中抜けてるじゃないですか?
モリノさん、90年代ですよ!90年代!
90年代をちょっと調べてみたいんですけど

僕は90年代はですよ、メディアが変化してですね
もう完全にアナログ盤からデジタルのCDに移行した時代だったじゃないですか?
ここで何かが変化してるはずだと思うし

実際の90年代の曲って長かった印象があるんですよ。
「イントロ」とか、なんであんなに長かったの?

今でも「はたおじ」でも90年代の曲を掛けますよね?
「まだ歌入んねえのかよ!」ってケース何回もあるじゃないですか?

このへんのことをちょっとあぶり出したいなと思いますから
ちょっと何か聞きましょうよ。

モリノ
ちょっと前に95年特集をやりましたけど、2週にわたって
この年っていうのはシングルのミリオンセラーが28作、
これ最大だったんですけれども

この年のシングルっていうのをちょっと・・
まあ先に聞いてみましょうか?
その時に第9位だったスピッツの「ロビンソン」



マキタ
やっぱ長いよね?(笑)


ながーい。

マキタ
もう本当さ、途中で入りたくなっちゃう気持ちってありますよね?
今、福田さんこの裏で言ってましたけど
酔っ払ってカラオケボックスで本来入るところありますよね?

たぶん16小節ぐらいのところでしょうかね?
あそこでたぶん人は間違えて入ってると。
まだそれからありましたから。

モリノ
これ展開しないんですよね、ほぼ同じことをやっている。

マキタ
同じことをやってますよね?
アルペジオでギターでね。

モリノ
このスピッツ「ロビンソン」は全体の長さが4分20秒
で「イントロ」は34秒あるんですね。

やっぱり95年のヒット曲10位までの平均値
っていうのをちょっと出してみたんですけども
曲の長さは約4分42秒

マキタ
あら?あら?

モリノ
2012年よりもやっぱり長いんですね。
で「イントロ」の長さは約26秒
さらに長くなっています。

マキタ
長いよね?ワガママだね、この時代のアーティストは。
CD売れるから。


あ、そっか。

マキタ
CD売れちゃう時代だからさ。

モリノ
2012年ってやっぱり対照的なのは
アイドル的な人っていうのがほとんどいないんですよね。

マキタ
いないんですよ、この時代ってのは。

モリノ
まあ強いて挙げるのならば「H Jungle With T」が
まぁちょっと企画もの的な感じで挙げられると思うんですけど

他は皆、アーティストというかバンドだったりとかシンガーソングライターだったりとか
そういう作品性をもっと強く出すとやっぱりイントロは長くなるのかな?
既に楽曲構成の概念っていうのは十分入ってる時期だと思いますので

マキタ
いやもうそうです、単純に言うとワガママっていうことですよ。
いや本当にワガママが許された時代だったのもあるんです。
だからまあカスタマイズの概念が今度すごく2000年代とかになると

顧客に対してね、お客さんっていうのはクライアントであると
っていう意識からですね、もうお客さんに対してどのようにサービスを提供するのか?
っていうことをものすごく細かく研究してやってるのが・・

もうなんつーのかな?それが先端まで行き過ぎてるのが
もうある種のアイドルだと思うんですよ。

っていうことの考え方でいうと、
もう「イントロ」いらねーよ、待てねーよっていう声が
当たり前なんですよ。今の時代っていうのは。

それがこの時代はアーティストの売り手市場だったんですよ。
だからワガママが許されたっていうことですよね、これ。

モリノ
だから引っ張りたいんでしょうね。

マキタ
引っ張りたいんですよ、俺も分かるもん自分でやってて。
「もうちょっと気持ちいいから、このままいきたい!みんなそうだろ?」みたいな
でも実はみんなシラーッとしてたりするっていう・・

モリノ
前回特集をやっとときにB’zの「LOVE PHANTOM」をかけましたけど
全体の長さは4分39秒で平均的なんですけど、この時代の。
「イントロ」は79秒あるんですよ。




えーすごい!1分以上!

モリノ
やっぱりその当時は売り手市場なので、みんなが待ってくれたんですよ。
で、待つことも良かったんじゃないですかね?

マキタ
そうだね、だからさメディアが変化したことによって
またそのインフラが整ったでしょ?
それは家電とかレコード業界とかのものが全て上手くいってたわけですよ。

それが行き届いてみんな例えばポータブルCDプレイヤーとか持つじゃんか?
そしたらさ、音楽をちゃんと聞くわけですよ。
でまた音楽聞いてる自分も好きだったんですよ、あの当時って。

だからそういうときにはもうアーティストはワガママし放題
だってアーティストとリスナーがもうベロベロの蜜月の時期じゃないですか?
ワガママし放題ですよ。

「今日はこんなプレイをするよ」みたいな(笑)


分かんないけど・・。

マキタ
いや、そういうことですよ。ある種。
だからワガママプレイが許されたんでしょうなと思うんですよ。

モリノ
まあ95年に本当に大ブレイクをしたMr.childrenの
「Tomorrow Never Knows」をここでちょっと
「イントロ」だけ聞いてみましょうか?



マキタ
やっぱワガママしてるなー。
こういう感じの切り口でやったらもう長くしか聞こえないんだよね。
でも当時何にも思わなかったから。

モリノ
これイントロ2展開ありますね。

マキタ
いやこのちょっとワクワク感が当時のあるものと
ちょっと今の時代ってやっぱ世知辛いっていうか、待てないよね。
っていうのはあります。

モリノ
ちなみになんですけど、2012年のミスチルも調べてみました。
1位から100位の中で23位ではじめてミスチルが
まあロックバンドとして出てくるんですね。

他がまあK-POPとかアイドルがほとんど、22位までが。
そこではじめて出てくるんですけど「祈り」っていう曲なんですけど。
「イントロ」13秒、全体の長さが5分42秒と

やっぱり全体の長さはかなり長いですね。
で、それ以降もちょっとロックバンドに絞って100位までを
ちょっと調べてみたら

32位にBUMP OF CHICKEN
34位にB’z、74位にまたBUMP OFCHICKEN
82位にL’Arc-en-Ciel

あと38位、41位に福山雅治さんが入ってますけども
まあこれをロックバンドと捉えるかどうかちょっと・・
ただまあアーティスト性がある人なのでということなので

全7曲なんですよ、そういうバンドというかアーティスト性のある人たちが100位の中で。
これらの平均値を調べると「イントロ」が約29秒、やっぱり長いんですよ!

マキタ
やっぱ長いんだよ!

モリノ
で全体の長さが5分14秒、さらにやっぱり長くなってるんですよね。
ちなみに38位の福山雅治さんの「生きてる 生きてく」っていうのは



「イントロ」16秒、全体の長さが3分27秒って
かなり平均値を下回ってるんですけど
これは「ドラえもん」のテーマだったりとか

マキタ
そうだね、だからそういうノベライズがあるよね。
だからそっちの方に合わせてるんだね。
ところがなんか自分の曲とかになるとワガママな感じに

ちょっとバックにミスチル流してますけども
90年代のミスチルと2000年代のミスチルも
全然こうちょっと違いがあったりとかして非常に面白いですし

これ日本とアメリカでも違いますからね。
アメリカは日本の平均よりも短いんですよ。
それはね、カーラジオ文化があるからだとも言われてりとかもするんですよ。

ですから、洋楽とかとの比較など
もっと細かく絞ってまたこのシリーズ化しながらですね
曲尺について考察して参りたいと思います。

今日は「曲の長さ」について検証してみました。

(了)

関連コンテンツ

スポンサードリンク