2011/10/03

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル「文具界の夏フェスISOT2011」レポート・前編

今回は、TBSラジオ・ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
2011年7月9日放送分サタデーナイトラボ
「この夏もまた、俺たちをカタくさせる文具はどれだ!?
文具界の夏フェス・ISOT2011 レポート」!
を起こしたいと思います。
分量があるので、前後編になります。
今回は、その前編です。
(後編はこちらです)

音声はこちらから



ライムスター宇多丸(以下、宇多丸)
今夜お届けする特集を改めてご紹介しましょう。
「この夏もまた俺たちを堅くさせる文具はどれだ!
文具界の夏フェス!ISOT2011レポート」

ついに夏フェスシーズン到来、
そして、この番組で夏フェスと言えば、
文具野郎の夏フェスこと「国際文具紙製品展ISOT2011」
今週水曜から昨日まで東京ビックサイトで行われていた
この一大イベントの最速レポート。昨日ですからね。
お届けします。

ナビゲートしてもらうのは、もちろんこの方
番組構成作家にしてど腐れ文具野郎こと、古川耕さんです。

古川耕(以下、古川)
はいどうも、こんばんは古川です。

(中略)

宇多丸
毎年思うことですけど、あんなあんなテンションで騒いでる奴はいませんよ。

古川
いませんね(笑)
格好もすでに僕たちおかしいです。

宇多丸
勃起!って言った瞬間に周りが一斉に振り返ったの気づきました?(笑)
今回随所で気まずい瞬間訪れてたと思うんですけど・・。

古川
そろそろ出禁になってもおかしくない。

宇多丸
ただ、勃起とは一切関係のない非常に文具の一大イベントなわけですよ。
ちょっとあらためてISOTについてご説明お願いします。




古川
正式名称、今回は第22回国際文具紙製品展・通称ISOT2011ですね。
まぁ基本的にお客さんをたくさん入れて「わっしょーい!」っていうイベントではなく、
一般のお客さんが入るイベントじゃなく、メーカーさんから小売店さん、
卸業の方たちとか業界の方達が来てですね、
新製品を見たり、買い付けしたり商談したりっていう、日本一のビジネスの場ですね。

国際文具紙製品展と言ってますから、日本のメーカーはもちろんのこと、
国際といってもアジアのメーカーですね、中国・韓国・台湾とかの
その辺のメーカーも出展しています。

宇多丸
ヨーロッパのメーカーもぼちぼちあったんじゃないの?

古川
ぼちぼちあるんですけどね。
まぁでもすごい大きい海外のメーカーとか出て来るっていうよりは、
大手メーカーがガッツリ出すっていう感じは年々薄れてきてますね。

宇多丸
インディーバンドで活きの良いのがいないかな?っていうそういう場になってきてる

古川
地方とか中小のインディーバンドのような活きの良い、
他とは違うことやってるみたいなところが、
一気に商品を出して全国区になろうみたいな場所として今機能しつつあるような
感じのイベントです。

7月6日(水)から8日(金)までの3日間、東京ビックサイトで開催されていて、
我々はちょうど昨日(8日(金))のお昼ぐらいから言ってきたということですね。

宇多丸
我々の取材について、4月にやった「女子文具特集」でお越し頂いた、
雑誌CIRCUSの岩崎さんに来て頂いたと。
岩崎さん、「すごい文房具」ってこの間出したやつ結構売れたんですよね、ムックが。


古川
去年の10月か11月に出したのが売れて、
「すごい文房具リターンズ」仮名らしんですけど、
これの取材だということで同行したと。

宇多丸
じゃあ次のやつに載るんだ。

古川
取材をしてる我々を取材してるということです。どうやら。

宇多丸
別個の取材で、各所で絶賛発売中の「シネマハスラーMDノート」
僕の使い方を詳しく解説してある、「ノートを替えたら、思考も変わった」っていう
話もしてると思うので、是非「すごい文房具リターンズ(仮)」楽しみにして頂きたい。
ちょいちょい岩崎さんも入ってくるんでしょ?



古川
岩崎さんの完全な不穏当な発言とか、不規則発言がちょいちょい
マイクの中に出てきますんで・・。
彼の出自であるところの「月経エンタテイメント」っていう・・。
それを覚えていただけると、彼がどういう発言をしたかというのは、
良く分かると思います。

あと、毎年の特徴で会場の中でマイクを持ってうろうろうろうろ、
3・4人でやってるとリスナーの方がありがたくもいらしゃって話しかけて
来て下さることが多い・・。
毎年なぜか話しかけて下さる方のテンションがちょっと異常でですね(笑)
飛びかかるようにガーッと話来て、「僕もう勃起してるんですよ、ウヒヒ」って。
完全にこちらが我に返るような瞬間が結構あったんですけど・・。

宇多丸
嫌な意味で、鏡を見る思いっていうね、はいはいはい。

古川
今年はそういうのは、なかったですけど。
異様に視線を感じる瞬間は多かったんですよ。
メーカーさんにもリスナーさんが多くて・・。
「あれ見られてるな?」と思って、振り返ったら目をそらされて、
帰りにtwitter見たら、「古川耕キモス」みたいな(笑)
あれはね、止めて欲しいんですよ。出来るだけ、その場で話しかけて下さい。

ということで、昨日3時間以上取材したのを2部構成で
まとめてお送りします。

第1部が、注目ブースの新製品および文具大賞の結果をお送りして、
第2部で、会場で出会った文具超人たち、超人なのか変人なのかわかりませんが、
そういう人たちも何人かコメント取ってきたので、紹介できるかと思います。

宇多丸
それでは、早速行きましょう?

古川
まず最初、本当に会場入って入り口のすぐそこにある
タマフルでおなじみ、シネマハスラーMDノートを作って下さいました
デザインフィルさんのブースがどかーんとありまして、
それを目の前にした我々の反応からの・・。っていう素材を聞いてもらいましょう。


【レポートここから】
宇多丸
あの、今入り口入ったばっかりなんですけど、
いつもね、キングさんがどーんとあるんだけど、その向かいのデザインフィルさん。
こんな位置でしたっけ?

古川
だいたい入り口に近い位置ですけど、
今年デカいかなぁ・・。

宇多丸
でかいし、オープン感が前いつもさデザインフィルさんは、
1段あがったようなクローズの・・。
おやおやー、ちょっとこれは!
女子たちが群がってる感もありますね。

古川
全然、女子ですね。
まずは、デザインフィルに挨拶しに行きますね。
デザインフィルさんの定番のいわゆるMDノート
ずらりとありますね。


宇多丸
あれ、ちょっと待ってください
シネマハスラーノートが無いですよ。
サンプル品くらいおいてもらってもいい。
大暴れしますか!

古川
実はね、シネマハスラーノートあるっていう噂も聞いたんです。
ちょっと聞いてみましょうか?

宇多丸
ISOT気がついたら参加してるって事ですか?僕。

(中略)

宇多丸
おやおやおや、ありましたよ。はい。
「映画・音楽・本の感想、上質のモテノートに書き綴る
映画の感想を書き、なおかつモテる」(ノートの帯) という。
皆さん見てください。死角です(笑)

古川
なるべく見られないような場所において・・。
いやでも意外とちゃんと出てますよ。
いろんなメーカーとコラボレーションしましたっていう製品が
おいてあるんですね。

宇多丸
要はカスタム出来ますよっていう流れを説明してある
完全にある意味業務用というか、紹介用のコーナーですよね。
こっちもですよ。小さい方。
ファーストのタマフル映画祭でやったやつですよね。
代表ですよ。

古川
でもこれまったく知らない人は「何だよ!」って思いますよね。
帯とかは大丈夫ですか?陳列するに当たって。
帯は外したほうが良いのでは?

宇多丸
一応、一般の方の目の届かないところにかかってますからね。
そういう配慮も。
多少デザインに卑猥なものが混ざっててもまぁまぁ、大人ゾーンということで。

【レポートここまで】

宇多丸
何の話をしてんすか!

古川
つまみ出されてもおかしくない!

宇多丸
出禁になりますよ!デザインフィルさんのブース。
で、うひゃうひゃ言いながら入ったんですけど、
まぁなんにせよデザインフィルさんは間違いの無い感じでしたね。

古川
ブースの力の入れ具合が随一ですね、ISOTの中で。

宇多丸
あと、やっぱり盛況振りが群を抜いてましたね、
展示も博物館っぽくしてるのがあったりして。

古川
非常のコンセプチュアルな見せ方も考えてあってね。

宇多丸
色んな新製品もぐっと来るものがありましたよね。

古川
そうですね。特にあったのが、
小型文房具のセットになったものがありましたよね。

宇多丸
個々でばら売りもしてるんだけど、ケースに入れられるというか、
全部同じ仕様の一個一個はすごい小さめなんですよね。

古川
CLステーショナリーキットっていう、
キットで売ってるんですよね。
80年代くらいに「チームデミ」って言われる小型の
文房具が1個の箱に入ってますっていうのがあって、
これがね当時爆発的に売れたんですよ。
で、ものすごくコピー商品とか作られたものがあったんですけど、
それのおそらく20年ぶりのオマージュ商品みたいな感じなのかな?


これ開発の方にインタビュー聞いたら面白かったのが
「まだ文房具ってIT化以降で、パソコンだったりスマートフォンだったりで、
取って代わられる部分があったけど、ホッチキスだったり糊だったりは、
いまだに文房具として必要な局面がある。
だからあういうのは小型化することにはまだ意味があるんです。」
みたいなことをおっしゃってて。それは面白かったですね。

宇多丸
しかもそれがね、ものすごい1個1個もかわいい大きさだし、
それを同じ色で揃えて同じ色のケース、あれシリコン製ですか?
ケースにパコっと入れると、
まぁカワウィィウィィ(笑)ってね、感じだったですね。

古川
あれはね結構よかったですね。
プレゼントによさそうでしたよね。
3150円だったかな?モノとしてもいい感じでしたね。

宇多丸
あと、9月に発売しますって言ってた、
ちょっとこのNゲージのジオラマ的なものを作る時用のフィギュアを
思わせるようなかなり立体的な人間のほとんどフィギュアみたいなシールとか、
あれなんかもう女子文具というよりか、男があれをみたら
「カワウィィウィィ、これどうやって彩色してんの!」
みたいなので大騒ぎしちゃうような
素晴らしいのがあったし、

あとほら、MDノートの紙のあれでさ、メモ用紙をブラスって真鍮もので出来てる
あれの質感で、木の板で下敷きにしてた超格好いい卓上メモセットとかさ!
あれとか、もうどうですか!!

古川
わかってらっしゃる感じ、ビンビンでしたね!

宇多丸
あともう、D-CLIPSのシリーズとか
この番組でコラボものノートを作らせていただきましたけど、
「しまお(まほ)さんデザインでシールとかやりたいよね」って
言ってたじゃないですか?
でも、かなりな数作んなきゃいけないみたいのがね・・。


古川
とにかく大盛況でしたね。

宇多丸
相変わらずどれもこれも間違いの無い素晴らしい商品ばかりでしたね。
デザインフィルさんが入り口近くになって、そこで1時間近く(笑)
いてしまいました。

古川
3時間回したうちの1時間はデザインフィルさんでしたね。

宇多丸
他にも素晴らしい見せ所がありまして、どんどん行きましょうか?

古川
ブースのその先を入っていくとですね。
マックスという会社のブースがあって、
もうこの番組でも何度も言っているホッチキスの「Vaimo(バイモ)11」という
画期的な革命的な・・。


宇多丸
今までとは比べ物にならないくらい軽い力で、
しかもいっぱい綴じれるという画期的ホッチキス!

古川
今までのホッチキスは全部捨てる!買い換えろ!
っていうくらいの素晴らしいホッチキスなんですが、
新商品が登場したということで、このマックスのブースにも寄ってみました。
お聞きくださいどうぞ。

【レポートここから】
古川
マックスは今年は特に新商品が無いんだったっけ?

岩崎(circus副編集長)
いや、出てるんですよー!!
「Vaimo(バイモ)」を越えるものが!!

古川
えっ!「Vaimo(バイモ)」を超えるものが!!
「Vaimo(バイモ)」のさらに倍?

岩崎
80枚は軽くいけると。

マックス担当
実は80枚綴じれるVaimo(バイモ)
昔のと比べて、ちょっとやってみてもらえます?

宇多丸
(昔)やっぱちょっと地から入れないと無理ですね。
(新)指でいけちゃう!
これは、テクノロジーというか仕掛け的にはもともとのVaimo(バイモ)シリーズと
同じものを使ってるんですか?

マックス担当
ええあの、機構的には大型機に入っていたり、
Vaimo(バイモ)に入ってるものを取り込みました。
一番の違いは何故か?針の細さがあります。
普段お使いのものは「11号針」って言います。細いんですね。
それを使って「Vaimo(バイモ)11」ってやつで40枚綴じれるようになりました。
その針の長さで、足の長さを変えたのがこちらです。
したがって、針が細いですから貫通抵抗って言いますけども、
刺さりやすいと。綴じるのもそうですけど、抜くのも楽。
っていうことで、簡単に綴じられる。

宇多丸
針の方の進化が反映されたという。
ちゃんと強いってことですよね。

古川
じゃあ「11号針」の足の長いやつなんだ。

マックス担当
そうですね。
残念ながら、今まで細くて足の長いやつは無かったんですよ。
というのは、途中でよれちゃってフニャフニャになってましたからね。
これは、先ほど言った「Vaimo(バイモ)」の技術を使ってますから、
細いんですが、80枚貫通する。

宇多丸
刺さりやすい機構があってこその・・。なるほど。

古川
80枚って想像出来る人いますかね?結構な分厚さですから。
ちょっとした会社のある程度の資料はほとんどいける感じですよね。

宇多丸
ちょっとした本ですよね。

マックス担当
特にオフィスの場合ですね。セクションに一台。
大体これやられるのが女性が多いんです。

宇多丸
昔ので何枚もやらされたら、たまったもんじゃない。

マックス担当
女性が無理なく綴じられるというのが、この商品の特長ということで。

【レポートここまで】

宇多丸
はい。「Vaimo(バイモ)80」というね。
これあの今説明に入って無かったですけども。
さらにすごいポイントがね。
80枚を軽く綴じられるのはもちろんのこと、
2枚から最低枚数でも全然きれいに綴じられるのが実はすごい
っていうのをおっしゃられてて。

それはその針と針を組み合わせるときにぶつかっちゃわないように
うまく工夫がしてあるからだということをおっしゃってて。
つまり、卓上用ですからね。それなりの大きさはあるんですけど、
置いとけば何でもホッチキス的なことは全部クリアできると!
ということでもすごいと!!

古川
まだこれマックスのサイトに行くと、参考出品らしくて
いつ発売とかってのは、まだ明確じゃないっぽいんですけど。
いずれ近いうちに発売するでしょう。
参考リンク

宇多丸
オフィスにあれば、1台あればホッチキスの件は終わり!っていう。

古川
80枚ですからね。コピー紙などで同人誌を作られている
同人作家の方なども、導入なさったらいいんじゃないでしょうかね?

宇多丸
という、マックスの「Vaimo(バイモ)」ですけれども。更に行きましょうか?

古川
これでまた歩いていると、すぐ目に入ったのがですね。
キングジムっていうねメーカーがあるんですけどね。


宇多丸
ポメラとかね、ご紹介しましたね。


古川
キングジムとシャチハタっていう印鑑のメーカーありますよね?
そこがはじめてコラボした商品の専用ブースがあって、
その商品の名前が「SUGU・OSHI」っていう商品なんですよ。
これに人だかりがすごくあって、僕なんか事前に注目されている
という話を聞いててよってみたんですけども。
「SUGU・OSHI」っていう商品がどんなものなのか?先に紹介しちゃいますね。


印鑑あるじゃないですか?会社で使うような印鑑って日付が押せるようになってますよね。
あういうのって日付って自分でダイアルをクリクリッって回して
今日の日付に自分で合わせてからポンと押すようになってますよね。
その日付を変えるのが自動でその日の日付に合わせて更新してくれる機能が
ついた印鑑っていうのをシャチハタとキングジムがコラボして出したと。

宇多丸
なるほど、なんか不思議な商品ですよね。

古川
有りそうでなかったらしいんですよね。
これがですね、非常にアナログ的な機構で出来ているっていうのがあります。
そのアナログ的な機構をわからせるために、わざわざスケルトンモデルっていうのを
プロモーション用に作ってあると。
それが見られるブースがあったので、岩崎さんが見つけて興奮して。

宇多丸
岩崎さんが妙に興奮して、フガフガ言って、
「透けてるんですよ!」「宇多丸さん、そっちの透けてる方を是非見て!」
「透けてる件、もうちょっと突っ込んでみてください!」みたいなね。

古川
ということで見に行った素材をお聞き下さい。

【レポートここから】
宇多丸
そのスケスケのやつが見たいんですけど。

SUGU・OSHI担当
こちらは展示会の特別仕様で。

宇多丸
スケスケのやつ売らないんですか?
みんなスケスケが好きだと思うんですけど。

SUGU・OSHI担当
はい・・。ああ、そうなんですか・・。
こちらはですね、コントローラーの方にギアが入っておりまして、
今これ見ていただくと、これが閉じた状態だと思うんですけど、
つけるときにここが開いてギアとゴムベルトを連動して送っている感じです。

宇多丸
実は日付変えるところは、完全に物理的な仕掛けなんだ!

SUGU・OSHI担当
そうですね。これ単体では変わらないです。

宇多丸
すげー!!そこがいいね。
これ絶対透明で!!透明売れますよ。
結構デジタルなものかと思ったら・・。

古川
指でカリカリ回してたのを、モーターで回しているだけ・・。

宇多丸
これ子供だって欲しがっちゃいますよ。

岩崎
中身が見えたほうが面白いですわ。

古川
この音もかわいいな。

SUGU・OSHI担当
一コマ回るごとに音が。

【レポートここまで】

宇多丸
「透明なの!!」「透明なの!!」って大の大人が(笑)
もうね、騒いでましたけど。仕掛けが本当に可愛らしいんですよね。

古川
そうですね、自動で動くっていうね。

宇多丸
はい、これかなり面白い商品なんですけど。
後ほどの文具王のコメントでも少し振れると思います。

古川
じゃあ、ブースは一段落させて、
「文具大賞」軽く触れときましょうか。
「第20回日本文具大賞2011」っていうのの
毎年会場でグランプリが発表されるんですね。
ノミネートされたのは事前に発表されてるんですけど。

で、サラっと言いますね。
デザイン部門でグランプリを取ったのが、
カモ井加工紙の「mt slim」っていうマスキングテープ
女子は今、マスキングテープでいろいろラッピングしたりするのが
流行ってるっていうのの、スリムっていって6ミリ幅かな?
これが3つセットになったのが、売ってて。


宇多丸
色違いが3つ入ってて、重なってる時点でかなり可愛らしいです。

古川
マスキングテープ自体はもっと前からブレイクしてたんで、
何故今年このタイミングで取ったのかしら?ってちょっと思ったりしたんですけど、
カモ井さんのブログを見たりすると、
文房具としてのマスキングテープっていうカテゴリを作ったという革新性について
高い評価を得たということなので、おそらく功労賞って言ったらなんですけど、
長年のカモ井さんのマスキングテープに対する商品開発全体が認められたっていう。

宇多丸
それで女子たちに流行ってるんだったら、
ひとつの消費というか需要の仕方を提示した、作っちゃったわけですから

古川
ジャンルをまるごと一個作ったわけですから、
これはもうね賞賛されてしかるべきでしたね。

宇多丸
それが、デザイン部門のグランプリ。

古川
で、「機能部門」これがですね、
コクヨが出している「ハリナックス」っていう
要はね針なしで使えるホッチキスというものがあって、
これね去年大ブレイクした商品なんですけども。


これが、順当にといっていいと思いますけど
グランプリを取りました。

宇多丸
みなさんね、当たり前すぎて驚きがないって言ってるくらい
これは当然だっていう。

古川
当然、事前予想も鉄板でしたね。

宇多丸
どういうあれなのか、改めて軽く説明しとくならば、

古川
普通のホッチキス、まぁステープラーですか、は、
針を使って紙を綴じるんですが。
これは針を使わないと、紙に穴を開けて、
その穴を開けた部分の紙を折り込むことによって、
紙自身で紙をホールドするっていうね。
口で説明するとなんとも言い難いものなんですが・・。

宇多丸
まぁ紙自身に引っかかりをつけて、こうクルッと回して
紙自身で綴じちゃうと。

古川
全く針を買い足しとか、針が切れるということがなく。

宇多丸
あと、捨てるときに異素材が混ざることがないという事でね。
燃えるゴミとしてサクッと捨てられるとか。

古川
個人情報保護法案的ななにで、シュレッダーかける機会が増えましたけど、
そのままシュレッダーに掛けられますね。
今までこれ4枚綴じが最高だったんですよ。
紙を物理的に穴を開けるっていうのが大変だったんですけど、
今回8枚綴じっていうのが出来て、今年の5月かな?
これでようやく本当に普通のホッチキス並に使えるように
なったっていうことで、なおかつハンディタイプ、デザインもいいということで
順当な受賞でしたね。

宇多丸
あとノミネートのところになる、
キングジムさんの「ショットノート」っていうね
これの開発者の方がタマフルリスナーということで


古川
開発のサブリーダーみたいな方だったかな?

宇多丸
なんか、おかしなテンションではありましたけどね(笑)

古川
「男臭い商品なんですよ!」って。
そうかなぁ?って。

宇多丸
どういう商品化というと、手書きのノートをスマートフォンに
ダウンロードしたソフトで入れて、スマートフォンで撮ってやると
まぁ簡易スキャナですね。
でもすごい思った以上にクリアにパキッとスキャンできるし。
キングジムさんがいよいよ他のデジタル機器との連携に乗り出してきたぞ!
っていうのがね。ポメラとかの一時期の頑なな・・。
それも興味深かったでしたし。

古川
ハリナックスに唯一対抗できるとしら、「ショットノート」かな?
っていうくらいエポックな商品でしたけどね。

宇多丸
リスナーの開発者の人のテンションよかったですね。
途中まで説明し掛けて「あっ!女の人が説明したほうがいいですか?」って
誰がそんな事言ったんだ!!ってね(笑)

(後編に続きます)

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