今回は2016年2月5日放送「小林悠 たまむすび」
「小噺はるか スナックママへの道」を
起こしたいと思います。
小林悠(以下、小林)
さあさあ、実はですね去年私すごいひどい風邪をひいていたのを憶えていますか?
玉袋筋太郎(以下、玉袋)
ひいてたね。
小林
ちょっと熱が出て、声も鼻水もけっこうひどかったんですよ、あのとき。
玉袋
あった、あった、あった、あった。
小林
あれ、今思えばインフルエンザだったのかな?よく分からないんですけど(笑)
玉袋
同じブースにいるんだからさ、俺!
小林
危険極まりないですけども、まあそれがなかったことを祈りますが。実はその具合が悪い状態でいたときに実はある人に「小林さんお祓いした方がいい」って。実は私、去年言われていたんですよ、知り合いっていうか初めて会った人に!
玉袋
ええーっ!見えたんだよ!お祓いだ。
小林
で、理由は分からないですよ。そのとき自分が風邪で弱っているから、そういうふうに何か思われたのかな?と思ってたんですけど。その人に伏見稲荷大社か川崎大師でお祓いした方がいいって。なぜか、その2つを挙げられていたんですよ。
玉袋
伏見稲荷と川崎。
小林
関東3大厄除け大師の1つですね。(西新井大師・川崎大師・観福寺大師堂)伏見稲荷大社はさすがに京都だから行けないじゃないですか?
で、私もじゃあ川崎大師・・まあ前厄だし、行った方がいいのかな?ってそのときは思ってしまったんですが、今思えば年明け早々・・私はね、包丁で指を怪我し。
玉袋
かっさばきましたね(笑)
小林
6針縫いましたから、神経まで切っちゃって。
玉袋
はい、それぐらいじゃないですか・・(笑)
小林
まあ、そうですね(笑)とかね、自分から言いますが週刊誌のことも・・まあお祓いって言っても悪い話じゃないんです。ちゃんとお付き合いしている方とっていうことですから。
全然そんな悪いということではないんですが、でもやっぱり心が乱れるのはあまりよろしくないじゃないですか?心を乱されたくない。
私もうちょっとお祓いに行っておけば良かったなと、けっこういろいろと後悔をしたんです。
玉袋
「行っとけば良かったな」って思っちゃうと一番ね・・だからやっぱり行っといた方がいいのかな?
小林
だから本当早く行くべきだったんですよ。
玉袋
行ったからこれぐらいの傷で済んだとかさ・・?
小林
だからそういうふうに気持ちの持ちようも変わりますからね。ですから私、今週朝一番起きまして取材がない日に川崎大師の方に行って参りました、京都は行けないから。
玉袋
電車ですよね?
小林
当ったり前ですよ!ちょっともう!朝の川崎大師ですからね。
玉袋
ああ、いいじゃないですか!朝の川崎!
小林
まだ仲見世通りも開いてないくらいの、トントントントントンって飴を切るのが有名じゃないですか?も音がしないぐらい静まりかえっていて。
玉袋
早朝はオープンしてますよ!
小林
一番早くて朝6時くらいからやってるそうなんですけれども。
玉袋
早朝がですか?
小林
川崎大師ですよ!川崎大師がですよ!(笑)
玉袋
ちょっと小林さんね、いろいろ誤解を受けるから!それ!(笑)
小林
もしかして、違う大人な意味合いでしたね。じゃない、川崎大師がですよ,川崎大師の護摩行が朝6時からやっているんですよ。
玉袋
護摩焚こうぜ!護摩だよ、護摩!
小林
空海ですから、真言密教ですから。あそこは護摩を焚くわけですよ。火をバーッとおこして。私は朝9時までの受付の回がありまして・・
玉袋
9時のコー・・9時から入ったわけですね(笑)
小林
私、けっこういろんなお寺に行って護摩行を見てきている方だとは思うんですけど、自分が本当にお祓いをしてもらうってことは当事者になるってことはなかったので、その護摩行でね。
神社ではあったんですけど。お寺ではなかったのでとても新鮮でした。川崎大師の前の郵便局のような受付のデスクがいくつか並んでまして、受付の紙が並んでいるんですよね。
玉袋
そうなんだよね、「安産祈願」とかいろいろと「厄除け」とか。
小林
いろんなリスク・・・リストがあって(笑)ちょっと今日、動揺しすぎですね。
玉袋
ちょっとリスク(笑)・・あなたがハイリスク名わけじゃないですか!最近!ハイリスクハイリターンですよ!そんな夜の番組のメインに抜擢されるんだから、あなた!
小林
リスト!横文字も使えなくなっちゃった(笑)が並んでましてね、「安産祈願」とか「健康長寿」とか「身上安全」とかいろいろある中で。
玉袋
自分で選んで書き込むわけだよ。
小林
私はやっぱり厄を除けた方がいいとお祓いした方がいいと言われたわけですから、その厄除けにキチンと丸をしまして、自分の住所と名前を書いて提出しました。
朝9時前に入りましたが、平日にもかかわらずお堂の中は人でいっぱいなんです。びっくりしました!
玉袋
それは何?助けを求めている人なのか、やっぱ?
小林
わざわざ護摩行をお願いしに行くわけですから。けっこうそれだけ皆さん悩みを持っている方とか、ここで頑張りたいと思っている人が多いってことなんでしょうね?
もう朝から50人くらい。しかも扉は開けっ放しのお堂ですから、冬ですよ。足もジンジンと指先から冷えてくるような感覚がありまして。それだけで全身が緊張感に包まれるといいますかね。ちょっと浄化されるように気持ちになるんですよ。
玉袋
分かる分かる。張り詰めた空気、冬のね。
小林
そのうちお坊さんがぞろぞろぞろぞろと紫、緑の素晴らしい美しい着物を身にまとったお坊さんが。
玉袋
徳が高いよ。
小林
徳が高いです、皆さん。登場しましてずらずらっと正座されまして。少しずつ薪を置いてね少しずつ火をおこしていくんですよね。
それに合わせて皆さんが真言と言ってお経を唱えるわけですけど。そのハーモニーがもう地の底から響き渡ってくるような音で。
玉袋
美しいんだよね、これが!トランス状態になっちゃうよ。
小林
トランス状態になりかねないですね。で、若いお坊さんが大っきな太鼓を立派な太いバチでドンドンドンドンドンドンドンってずーっと叩いているんです。お経のリズムに合わせて。
玉袋
その太鼓の鼓動が自分の横隔膜のドンドンドンドン入ってくるわけですよ。ハラミの部分ですよ、ハラミ。
小林
その太鼓がドンドンドンって叩かれる度に、なんかこうね・・奥の方から弘法大師がちょっと怒りながら迫ってくるような・・
玉袋
幻覚が・・(笑)幻覚じゃなくて、感覚ね。
小林
なんか不思議と怒られているような感じがしましたね。もっと自分ちゃんとしろと。もうあの自分だけじゃなくて周りのことも考えて行動せい!みたいなふうに言われている感じがしまして、私はいたく反省をしました。
で、護摩行が終わったあとに仏像が何点か置いてあるんですけど、そこに1つ1つ丁寧にお賽銭を入れていって「よろしくお願いします、これからは私はがんばります。仕事がんばります」って。
玉袋
はずまなきゃ、そこはちょっと。
小林
そうですよ。はずんで入れてました。それで席に戻ったところ護摩行も無事に終わりまして、そこから1人1人名前を呼んでもらえるんですよね。お坊さんがマイクを通じて。
そこで自分が申し込んだ立派なお札をもらって、ありがたく頂戴して終了。もうこれで私の厄除けは完璧だと思ったんですけどね。そしたら名前呼ばれたのが1番最初だったんです!あんな50人くらいいる中で。
玉袋
おっ、それだけでラッキーだよ!
小林
キテますよね!「小林さん、小林さん」って呼ばれまして。私ちょっと足が遅いので「はい」って口で返事をしながら、荷物をまとめてお坊さんに近づいていったんですけど、
「小林さん、小林さん、小林ゆうさん」ってこうなっちゃって・・大事なとこで(笑)名前を間違えられて、あれ?効いているのかな?ってちょっと思ったんですけど。
玉袋
これちょっと護摩行どうなんですかね?
小林
いや、効いているはずです!
玉袋
決まってるようで、決まってないみたいな。「関節きまってませんよ」っていう状況ですよ!
小林
悠里さんの「ゆう」の字ですから!お前はラジオや仕事で頑張れ!という弘法大師からのメッセージなんだよということで。
玉袋
「ゆう」はお前なんだよ!っていうことで(笑)「ゆう」の継承はお前だ!と。
小林
ちゃんと「ゆう」の戦士として生きていこうってことなのかな?
玉袋
頑張って下さい、良かった良かった御利益!御利益!
(了)