食育インストラクター・和田明日香が語る「キャベツとレタスが同じものだと思ってたり、サンマの塩焼きが出て来て『ウツボだ』とか言ったり」

2018/01/02

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今回は2017年7月放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」和田明日香さんの回
起こしたいと思います。


町亞聖(以下、町)
本日のお客様をご紹介します。2010年より平野レミさんの元で修行を重ねて現在は「食育インストラクター」として活躍中です。

TBS「ビビッド」のコメンテーターも務めています和田明日香さんです、よろしくお願いします。

和田明日香(以下、和田)
よろしくお願いします。

大竹まこと(以下、大竹)
はい、ようこそいらっしゃいました。

和田
ありがとうございます。

大竹
平野レミさんが義理のお母さんということになって・・

和田
そうです、姑です。

大竹
和田誠さんが義理のお父さんってことになるわけだよね?

和田
そういうことになります。


個性的なご両親。

大竹
まあ変な家・・・

和田
もう、それはそれは変な家ですね。本当に変な人しかいないですね。

大竹
変な人しかいないうちに・・外側から見ていると変な人が嫁いじゃったみたいな感じだけど、違うんですか?

和田
あれ、私ですか!?どうですかね?いやー私なんかもうとっても普通の。

大竹
変な度合いから言ったら、私の方が少ない。

和田
もうなんにもつまんない人間です、私なんて。

大竹
ハハハ(笑)あの家の家族に比べたら?

和田
本当です、本当に!本当に面白いので皆さん、才能みなぎる中でなぜか・・

大竹
フライパン何個ぐらいあるの?

和田
フライパンはもう売るほどあります、売ってるんですけど!


そうですよね、平野レミモデルみたいなのをね。

和田
レミさん家には「レミパン」しかないですし、私も結婚してから「レミパン」しか使わしてもらってなくって。


やっぱり使わせてもらう?

和田
そうです、あれって本当に「蒸す」も「炒める」も「揚げる」も「ご飯を炊く」も全部できるので、天ぷらするときも「レミパン」炒めるときも「レミパン」チャーハンも「レミパン」おかゆも「レミパン」・・「何でもレミパンでやれ!」って言われて。


大竹
他の鍋とかフライパンとか使いたい!っていう衝動には駆られないの?

和田
えっ、もうおそれ多くて使えません!


ちょっと持ち込んだとかないんですか?

和田
ないです!ぶん殴られます「レミパン」で、そんなことしたら!ハハハハハ(笑)ウソ!ウソ!

大竹
まあ見てても平野レミさんってちょっと変だなとは思うんだけど・・実際に暮らすと、どんなところが「えっ、そんなことするの!」みたいなことあるわけ?

和田
もうね、皆さんがご覧になっているまんまなんですよ。あのまんまあれがお家にいる感じなので、本当に元気でいつ会っても風邪引いてるときでさえ「あーちゃん、私今日風邪引いて大変なのよっ!」みたいな・・全然元気、元気!なんならいつもより元気みたいな(笑)

大竹
風邪引いたらグタッとしろよと。

和田
してないですね、元気ですね。


でも最初平野レミさんって存在は知っていたんですか?

和田
それが知ってはいたんですけれども、よくはしらなくて「なんかテレビに出ているメガネのおばちゃん」ぐらいだったんですよ。もう本当に結婚前は料理に一切興味がなかったので、私が。

大竹
そうなの?いやだって料理は今プロじゃない?

和田
そうなんです、やってみたらめちゃくちゃ楽しかったし面白いですし、深いですし。ということで好きになったんですけど。料理に出会う前は本当に興味ないし私には一生縁のないことだと思ってたんですよね。

大竹
料理と出会ったのって何歳くらいことになるわけ?

和田
23歳ですね、結婚したときなので。

大竹
今、お子さんもいらっしゃるけども。それから7年ちょっとぐらいってこと?その前までは全然?

和田
全然!学校から帰ってきて、お腹空いたんだけど何も食べものがなくって冷蔵庫を開けたら卵だけあって。それで「ゆでたまご」だなと思って「ゆでたまごぐらいなら私にも」って思って。まあ「ゆでたまご」っていうくらいだから茹でんだろ?と思ったんですけど茹でるのも嫌だったんでとりあえず電子レンジに入れてみたんですよ。そしたらバーーンッ!ってなって。


もしかしてそのまま?

和田
はい、もうポイッとお皿にも何も入れずに。「おまかせモード」ピッ!みたいな。

大竹
破裂するよね。

和田
それぐらい知らなかったですし、興味なかったです。

大竹
味噌汁はどんなの飲んでたの?

和田
母も父も料理がすごく好きで毎日作ってくれていたので、もう本当に上げ膳据え膳というかやってもらうことが当たり前になっちゃってたので味噌汁は・・もう味噌の汁と思っていました。

だから自分がはじめて味噌汁を作ろうというときに「味噌汁っていうのは豆腐は入っていたな・・まあ具はいろいろ入っていたな。ただし何で味噌汁になっているのか?何かをお湯に溶かせば・・味噌か?味噌をお湯に溶かすか?」みたいな。

でも何か違う!っていうので、だし汁というものに気づいて・・

大竹
何か違うっていうのは何なの?飲んでみたの?

和田
飲んでみました。こんなにただただ塩っ辛いのが味噌汁じゃなかったぞ!っていうことに気づいて・・

大竹
なんかもうちょっと入ってたんじゃねえかな?って。

和田
何だったんだろう・・砂糖・・何だったんだろう?ということでだし汁に出会って。「ああ出汁っていうのがあるだけでこんなに料理は深くなるし、味は変わるもんだな」って面白いなあって思って。その程度です、結婚したては。


でもすごい低いですよね。

和田
そうなんですよ、ガスコンロも付けられなかったんですもん。

大竹
ガスコンロ付けられないってどういうこと?

和田
ガスコンロってちょっとクイッとチッチッチッチッじゃないですか?その感覚がなくて、スイッチだと思っていたのでカチッ・・カチッ・・あっこれは壊れているんだと思ってガス屋さんに電話して。

コールセンターに電話して「カチッてやってもつかないです」って言って。「じゃあもうすこし長めに押して下さい」って言われて「えーっ!」って言ったらついて

「あっ、つきました!」って言ったら「その程度かい!」みたいな感じでコールセンターのお姉さん「えっ、今のでいいんですか!?」みたいな感じで言われて(笑)

大竹
あれ、長押しだもんね。でも気持ちは分かるわ。

和田
今となっては「何でそんなことも」と思うんですけど。


まあやろうという気がなかった。

大竹
じゃあ楽しいだろ?毎日発見ばっかりで。

和田
そうですね、楽しかったけど大変でしたね。半日くらいキッチンに立ってやっと肉じゃがと味噌汁とご飯が炊けるくらいの。もう包丁持つのもほぼはじめてでしたし。調理実習ぐらいですよ、やった経験というのは。

なのでエラい時間掛かりましたし、そんなに時間を掛けて作るからできたものが美味しいかどうかは分からないじゃないですか?ずっとそれを作っているから。

大竹
でも自分の舌でマズいとかマズくないは分かる?

和田
それは分かります、大丈夫(笑)美味しいものを食べさせてはもらっていたので。

大竹
自分じゃ作れないだけで。でもあれだよね、そうなってくるとキャベツの切り方、林檎のむき方何にも知らなかったってことになるね。

和田
本当にこれはネタか?って言われるんですけど、キャベツとレタスが同じものだと思ってたんですね。キャベツ・レタスなる葉っぱを北側に行くとキャベツと呼ぶし。ただ南の方に行くと同じ葉っぱをレタスと呼ぶぐらいの違いなんだろうと本気で思っていて。しかも、みんなそう思っていると・・

大竹
食べて分かるだろ!君さっき、舌はしっかりしているって言わなかった?葉っぱは葉っぱだけど、レタスとキャベツは味が違う。


見た目も違う。

和田
はい、そうなんです。もうなんか頭がおかしかったですね。葉っぱは葉っぱ。それでサンマの塩焼きが出て来て「あっ、ウツボだ」とか言ったり・・

大竹
はっ?ウツボ!?

和田
細長くて口がちょっと尖っている魚は私の中ではウツボだったんですね。高校ぐらいの話ですけど。でもう親がひっくり返って「サンマだよ!」みたいな・・そういう人間だったんです。

大竹
もうちょっと長いだろ、ウツボ。分かんねえけど。

和田
そういう問題じゃないんですよね。ウツボは家で塩焼きで普通出て来ないとかいう感覚がたぶんなかったんですね。恐ろしい子が育ってたもんですね。

大竹
それじゃ、今の方が天国じゃん?変は人ばっかりだから、多少変でもみんな納得するじゃない。このくらいのことじゃあ・・


「あなたも変わってるわね」とか言われない感じですか?

和田
いいえ何にも。「面白いね、あーちゃん」って言ってもらえる感じ。本当に嫁いだら嫁いだ先のお母さんが料理のプロだったので、そんな人間が料理のプロのところに嫁いで失礼じゃないですか?一生懸命にやっていることに対して、本当に失礼じゃないですか?

だから「どうしよう?本当に言えない!」と思ってたんですけど。まあレミさんの本しかなかったので・・

大竹
ちょっと待って!レミさんの本しかなかったの?

和田
夫の家に行ってレミさんの本がたくさん置いてあったんですよ。それで料理ができない私、何からしていいか分からないからとりあえずレミさんの本を手にとってその1ページ目の1個目に書いてあるやつから順番に全部作って行ったんですね。

それで2冊くらい全部作り終わったぐらいで「ああ、料理本当に楽しい!レミさんってすごい!」って思ったところではじめて打ち明けたんですよ。さっきのウツボの話とか、キャベツとレタスの話とかをしたらなんて言われるかな?と思ったら、もう大笑いで!

「なんでそんな面白い子が育つかね?」みたいな感じで。「大丈夫だよ、私が教えてあげるから!」っていう感じで全てを受け入れてくれたので本当にこの家の嫁になって良かったなと思って。

大竹
変な人は間口も広いからなあ。


本当、ウツボがすごいですね(笑)ちょっと「あんた料理できないの」って怒られそうだと思ったら・・

大竹
料理の本とかも出しているわけ、あなたは?

和田
えーと、はい・・そうなんですよ(笑)


そうなんですよ、本を出してるんですよ!しかもお母さんと一緒の本も。

和田
お母さんとも1冊。



あとは「和田明日香のコストコごはん」光文社から出ていて。

大竹
ごはん、美味しいの?

和田
どうですかねえ(笑)


「どうですかねえ」って言ったらレミさんに怒られんじゃ・・。

和田
そっか、美味しいです!(笑)家族は喜んで食べてくれていますし、料理するようになってお家にたくさんお客さんが来てくれるようになって。その人たちを喜ばせたいと思ってお勉強したところもあります。

大竹
そういう人生の何も知らなかったときから、自分の中で変わっていくことみたいなのは楽しくてしょうがない?

和田
楽しいですし、やっぱり人を作っていくものってごはんだなっていうことに気づいたりとか。
あと、子どもを育ててみて先月と今月で身長が2センチも違うとかなると「この2センチは私が作って食べたものでできてるんだな」と思うともう中途半端なことできないですよね。責任感がメキメキと芽生えて・・。

大竹
この2センチは私も協力しているから、子どもの背が伸びた。2センチ伸びるって大変なことだもんね。

和田
大変なことですよ!もう我々伸びない、縮む一方じゃないですか?

大竹
君はまだそんな歳じゃないだろ(笑)

和田
だけど、この先・・。

大竹
「この先」って平野レミさん観て思ってるわけ?(笑)

和田
違う、レミさんはなかなか死なないと思いますね。

大竹
俺、いま「縮む」っていう話をして「死ぬ」っていう話してないの!なんで途中から「死ぬ」っていう話に変えちゃうの(笑)死なないよね?

和田
死んでも、なんかいそうですよね?その辺にね。「あーちゃん、出てきちゃった!出てきちゃった!」みたいな感じで(笑)


キッチンにはいそう(笑)

大竹
化け物じゃないんだから!


でも3人でしょ、お子さんいらっしゃって。男の子1人、女の子2人。

大竹
本当、変な子にならないことを祈るけどね。

和田
いやー、まあ見ている大人たちが変なのでね。でもそのくらい人間には幅があるんだよっていうことも小っちゃいときから教えるっていう(笑)色んな方への理解にもなりますし。

大竹
サンマも見たらちゃんとウツボって教えてやれよ!レタスとキャベツは一緒だよ!と(笑)

和田
それはよくないですね。

大竹
でもあれでしょ?テレビでコメンテーターみたいなことを。

和田
そうなんですよ!


TBSの「ビビット」で、もう1年くらいですか?

和田
もうすぐ1年、10月で1年ですかね?未だになんで私が出ているのか分からないまま毎週行っています。

大竹
じゃあどっかとんちんかんなんじゃないの?

和田
どうなんですかね?分からないです。なんでなんだろうな?と思って。でもなるべく「ただ子育てをしているお母さんの感覚」とか「難しいことが分からない30歳の女の感覚」っていうのをそのまんま出させてもらおうと思ってます。

大竹
いやもうそれ以外ないもんね。

和田
分からないことは格好付けずに「分からない」って言おうと思って。

大竹
そうね、なかなか言えないしね。言えないことだよね「分からない」ってね。


難しいネタも扱って、政治のネタだったりとかね。

和田
一緒に出ている方が議論とかし始めると「ああ、そういうのにはついていけません」ってちゃんと言おうと思って。「もっと、分かりやすく言ってください」って。


でも確かにね、見ている人にも分かりやすくしてほしいですもんね。

大竹
それでも分からないときもあるもんね。

和田
何が分からないのか分からないときもありますね。


でも正直ですよね、すごく正直でいいと思います。

大竹
でも義理のお父さんは和田誠さんってことになるわけだよね?でも外から見たら和田さんと平野レミさんが上手くいっているということも「なんでだろう?」とか思っちゃうわけだよね。


もう個性と個性みたいな。

和田
もうめちゃくちゃ仲良いですけどね。すっごく理想の夫婦ですね。仲良いけどもなんかお互いを上手に放っとき合えてるというか・・放っとき合ってるのにお母さんが買ってきた面白い野菜をお父さんが絵に描くとか。

お父さんにこうしてあげたいからお母さんがこういう料理を考えるとか仕事とかにも良い影響を与え合っていてすごい理想的だなと・・素敵ですね。

大竹
絶対そんなふうにはなれないなあ・・。


お互いにね、リスペクトしてっていうは・・。

大竹
リスペクト!クワーッ・・なんだかなあ。でもそういうふうになってきたら、あなたの生活もこれからはどんな方向になっていくんだろうね?

和田
どうしましょう?


でも今、食育インストラクターとして全国で。

大竹
えっ、講演とかしてるの?


いろんな相談を受けているそうですよ、お母さんたちから。

大竹
大丈夫なの、それ?

和田
どうですかね?でも「いいよ、それ」「頑張ってるじゃないです、いいじゃないですか!」って言っちゃうんです。「もっとこうした方がいいわよ」とか「ああした方がいいわよ」とか言える立場じゃないので。

「なんだ、いいじゃないですか!一緒に頑張りましょう!」っていうふうにいたいなと思ってて。私いま何でありたいか?って3人のお母さんであることを1番大事にしたいなと思っていて。

なので17時以降の仕事は受けない。どんな現場でも17時なったら「すいません、お迎えがあるんで帰ります」って帰るんですよ。それはやっぱり帰って自分の作ったごはんを3人で食べさせてそれで大きくなってってほしいっていうのがあるので。

そこを崩さないでいたいし、そこを大事にしたいからこそ言えることとかってあるかな?と思って。あまり先生になりすぎずにお母さん同士みたいな目線で、でもちょっと聞ける人みたいなふうにいたいなと思っているんですけど。

大竹
子どもが180センチくらいになったらな、「この165センチくらいは私が協力したのよ」って。そう言ったら子どもも、ぐうの音も出ないもんね。「このバカなのか、お母さんのせいだったんだ!」ってことになっちゃうかもね。

和田
そっちか!そっちもか!(笑)


でもなんか素敵、和田さん。立教の後輩なんですよ、頑張ってね。

和田
ありがとうございます!嬉しい!

(了)

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