2016/04/25

博多大吉が語る「披露宴より新婦のお手紙より感動した2次会の抽選スタイル」

今回は2016年3月9日放送「赤江珠緒 たまむすび」
オープニングの一部を起こしたいと思います。


大吉
いやでもね、時代はそうやって進化していかなきゃいけないですよ。僕もこの春ちょっと悲しいお別れもハヤブサ選手のこととかがあったりとかいろいろあったんですが今週は。

でもお祝い事もあって、昨日麒麟の川島くんの結婚式だったんです、披露宴。入籍はちょっと去年していたみたいですけど。

披露宴で本当に付き合いの長い後輩芸人さんなんでちょっとこれはどうしても行きたいつって、会社にお願いして。

赤江
良かったですね、昨日暖かくて良いお天気で良かったですね。おめでとうございます。

大吉
ああ、良いお天気でございました。良い式で良い披露宴でございまして、その後2次会も行ったんですけど本当にまあいろんなことがあったんですけど。

僕は今日ね本当にこれだけ皆さんにお伝えしようと思います。抽選会があったんですよ2次会のとき。

赤江
ビンゴみたいな感じかな?

大吉
そうそうそう、今回は10個の商品を新郎新婦・川島くんと奥さんが用意してそれがまあ80人くらいの2次会出席者の中に10人当たるみたいな感じなんですけど。僕はじめて見る抽選会のスタイルだったんですよ!

赤江
えっ!だって先生はもういろんなところで抽選を・・「抽選会の鬼」でしょ、先生は!

大吉
そう、僕もう25年間あらゆる抽選会をやってきましたけれども、俺はじめて見るスタイルで!

赤江
抽選会にまだ新しいのってあります?

大吉
これは大阪の番組で紳助師匠がやっていたスタイルで、麒麟の川島くんがそれ若手芸人のときに見ていて「こんな良いやり方があるんだ!」「こんな盛り上がるやつが!」っていうので、

1回自分のときは絶対やりたいということで、なんか2次会でやってくれたんですけど。

赤江
えーっ、何でしょう何でしょう?

大吉
あの指名制というか入札制の抽選会なんですよ。これ大阪でやってたっていうから赤江さんひょっとして知ってるかな?と思ったんですけど。

赤江
えっ、セリみたいなこと?

大吉
いや、だから最初にまず紙を配られるんですよ。入場者に1枚ずつ白紙の紙を。だからこれちょっと手間はかかるんですよ。手間かかるんですけど、これ盛り上がったんですよ!

最初に紙を配られて、ずーっとそれを持ったまま2次会を楽しんでるんですね。で、「抽選会が始まります!」ってなったらまず商品の紹介があるんですよ。

「商品番号1番・・」昨日で言ったらプレイステーション4とか、「商品番号2番・ダイソンの掃除機」とか。そういうのが10個全部あったあとに

「それではご希望の商品番号と名前を書いて箱に入れて下さい」、で1回まず集めるんですよ。

それを手伝っている2次会を運営している人が全部開封して1番例えばプレステ4を欲しいって書いた人はこの人数。2番の人はこの人数・・

赤江
ああ、じゃあ欲しいけど人気高そうだから敢えて違うところへ行こうとか?
選べるわけですね、なるほど。

大吉
そうそうそう、この方法が何が一番良いか?っていうとダレないんですよ!

赤江
みんなちゃんと欲しいと狙ってるから?

大吉
狙っているし、だから何て言うの?・・昨日も美顔器とかあったんですよ。で、美顔器って男は別に要らないでしょ?

で、普通の抽選会ならそれが当たったところで本当、おじさんがそういうの当たったら頭かいて「エヘヘッ」みたいな感じで取りにいったりとかさ。「なんであんなオヤジに当たるんだよ!」とか女の人がクレームが来たりとか。

赤江
「私の方が欲しかったのに!」ってなりますよね。

大吉
そういうのがまずないんですよね。自分が希望しているやつだし。で、自分が希望しているやつも80分の1の確率で当たるもんじゃないんですよ。

昨日のプレステ4で言うと、26人にプレステ4に入れたんで26分の1になると俄然ちょっとワクワク感も増すし。

赤江
「来るかも!」と思いますね。

大吉
少ないやつは、例えば「この商品には5票しか入ってません。じゃあこれはもうジャンケンにします」5人、前に出てきてもらって意外な人がこれを欲しがっていたとか。

「『suica2万円分』今あなたいります?」みたいな。なんかそういう盛り上がりもあって。

赤江
あっ、面白い!誰が何を欲しがっているみたいなのちょっと見えると面白いしね。

大吉
だから最後までダレることなく、10個の商品が行き渡ったんですよ。私もう感動いたしましてそれに披露宴よりも!新婦のお手紙よりも!私この抽選会スタイルに本当感動して!

赤江
でもこれから謝恩会とかいろんなそういうことをやるイベントの季節でもありますから良いんじゃないですか、それ!

大吉
これね、いろんな裏ワザというか楽しみ方があって、例えば10個の商品があって僕は正直先輩だし「もらえないな」と思ってたんですよ。だからこれが当たると辛いなと思ったんですけど、子どもがいたんですよ近くに。

その子が「プレステ4が欲しい!」みたいなことを言ってるから、「じゃあ『プレステ4』って書いて入れてもし当たったら僕この子にあげればいいんだ」とかそっちの方がほら抽選会も盛り上がるじゃないですか。

「さすが大吉先生!」とか、言われる気マンマンで。

赤江
いろいろ腹黒いことも考えつつの。

大吉
小鼻を膨らませながらの抽選会だったんですけれども。結局はね昨日、次長課長の井上くんがプレステ4を引き当てたんですけれども。彼、「いま家に3台ある」つって、4台目つって。

赤江
じゃあなんで違うところ入れれば良いじゃん!

大吉
だからそれも2人でしゃべってて「何にします?」って井上くんも先輩なんですよ川島くんの。

「だからもらい辛いね」って2人で「プレステ4」って書いて井上くんが子どもにあげて大団円で終わったりとかいろんな抽選会の可能性が広がるこの入札制抽選会はね、ぜひ法律で決めて欲しいですよね。

全てのパーティーの抽選会はこのスタイルでやらないと。私、前も言いましたけれども秋田の方に抽選会で200人のお客様に200個の商品が当たるっていう地獄の抽選会をやったことあるんですよ。まあキツかったですよ!

赤江
もれなく!もれなく!(笑)

大吉
もれなく当たるんですけれども、商品が200個だからもう雑なんですよ!「タッパー2個」とか「水とりぞうさん3個セット」とか「おめでとう!ハンガー5本セットです!」とか(笑)


赤江
やっぱり広く浅くってなりますよね。薄くなりますからしょうがないね。じゃあ豪華にしてそうやって夢を持たせるっていう意味では入札制というのは良いですね。

大吉
だから2次会なんて100人も来ないですよ、結婚式の2次会。だから10個はちょっと多いかもしれないですけれども2,3個男の子向け・女の子向け・ファミリー向けみたいに分けてやった方が今後は盛り上がると思いますよ。

(了)

コラムニスト・深澤真紀が語る「小保方晴子『あの日』を読むための参考図書」

今回は2016年2月2日放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹紳士交遊録」深澤真紀さんの回
起こしたいと思います。


深澤真紀(以下、深澤)
先日、講談社から小保方晴子さんが「あの日」という本を出されました。初版は5万部でとても売れていて重版がかかるだろうと言われています。


デザインは白地に黒の文字のみで、これ実は「絶歌」と同じ鈴木成一デザイン室なんですね。


なぜ1月30日に刊行されたのか?2年前の2014年1月30日があの「STAP細胞」の記者発表だったんですね。

なぜ「あの日」なのか?それは「私があの日に戻れるのならいつに戻るだろう?」「いつ戻ればこんなことにならなかったんだろう?」「いつに戻れても研究者になる」

もうこの時点で自分をかばう本であるってことが分かるんですけれども。本の構成は「はじめに」のみまず「です・ます調」でですね。「世間を騒がせてお詫びします」

「自分は論文は誰かを騙そうと思ってなかった、ただ図表の方法が常識から外れていて不勉強だった。責任を感じる。今までは発信を控えていたけど、やっぱり真実は書きます」

ここで関係者のお礼を書くんですけれども、ここで私の先生として何人かの先生を挙げているんですが。マウスを作成した若山さんの名前は書かれておりません。

つまりこの本は若山批判の本でもあるということですね。でもまあとにかく読みました。たぶん本人が自分で書いていると思います。

太田英明アナ(以下、太田)
若山さんっていうのは「STAP細胞」が発見されたっていうときの協同論文の執筆者の方ですよね?

深澤
そうですね、マウスを作られたっていうことなんですけれども。まあ非常に重要な方です。この研究に関して若山さんがいなければ進まなかった。

倉田真由美(以下、倉田)
ただ立場として筆頭研究者は小保方さんで間違いないんですか?

深澤
いやいや、これ論文が2つあってですね。1つはバカンティ教授と小保方さんが責任者で、もう1つは若山教授と小保方さんなんですね。

倉田
その2人は対等の関係?

深澤
そうです、対等の関係です。ですから、非常に研究の中心者ではあるのです。

倉田
この本レビューがものすごい極端に分かれてますよね。「すごく良い」っていう方と「とんでもない!」っていう方と超極端に分かれていてレビューを読むだけでけっこう勉強になるというか(笑)

深澤
なので今日はその極端なレビューの間をね、キチンとお話したいと思うんですが。それなりに確かに読めちゃうんですよ。

それはなぜなら本人はこういう真実があると思っているので、やっぱりそういうのって強いじゃないですか?なので読めてしまうんですけど。

とにかく本書だけ読むのは非常に危険なので、ぜひ本書を読むのであればこれからいくつかの参考図書をお伝えするのでそれもぜひ一緒に読んでいただきたいと思います。

で一番びっくりしたのが私、本文に写真も図版もないっていうことですね。他の類書は当たり前なんですけど必ず図版が載っているわけです。

なぜなら論文の図版の問題があったわけで、彼女が自分の潔白を証明したいのなら図版は載るべきなんですけど。ということは、科学者や研究者として論文の不正の真相を書いた本ではなくて・・

大竹まこと(以下、大竹)
すいません、初歩的な質問なんですけど、「図版」って何?

深澤
図とか表ですね。写真とか。

大竹
いろんなものがグラフになったり、それが図版っつうのね。

深澤
彼女の論文は図や表が問題になったわけですから、それについては要するに説明をできないっていうことでエッセイに近い。科学者の本としてはかなり特殊な本棚ということをすごく思ったんですね。

大竹
ああ、なるほどね。タイトルもね、そういうことだもん。「あの日」っていうタイトルだもんね。

2016/04/20

山田五郎が語る「『STAP細胞』問題は松本清張ドラマなんですよ」

山田五郎が語る「『STAP細胞』問題は松本清張ドラマなんですよ」

今回は2016年1月28日放送「荒川強啓デイ・キャッチ!」
「デイキャッチャーズ・ボイス」山田五郎さんの回を
起こしたいと思います。


荒川強啓(以下、強啓)
今日のテーマはこちらです。

片桐千晶
「STAP細胞問題の本質は科学ではなく人の欲だった」

山田五郎(以下、五郎)
これね、2014年に世界を騒がせたいわゆる「STAP細胞問題」で、不正な研究を行ったと咎められた元・理化学研究所研究員の小保方晴子さんの手記「あの日」がですね、

まさに華々しい発表記者会見からちょうど2年目にあたる今日1月28日に講談社から発売されました。税別1,400円です。これね、面白いんですよ。



先ほども言いましたけど、男たちのドロドロした欲望が渦巻く世界でね、とんとん拍子に成り上がっていった女性が一転して転落していくっていう松本清張ドラマなんですよ。

でこの多くのページを費やして主張しているのは、かつての小保方さんの指導者でもあり、それから共同研究者でもあった論文の共著者でもある現在山梨大学にいらっしゃる若山照彦先生への恨み節なんですよ。

この小保方さんの主張によるとですよ!以下、みんな小保方史観ですからね。小保方さんの主張によると、

2016/04/10

スポーツライター・村瀬秀信が語る「落語の出番も野球の打線的な組み方があるんだなって」

今回は2016年1月31日配信
「渋谷らくごポッドキャスト『まくら』」より
スポーツライター・村瀬秀信さんとの対談部分を起こしたいと思います。



サンキュータツオ(以下、タツオ)
それではトークゲストお呼びいたしましょう。スポーツライターの村瀬秀信さんです、どうぞ。どうでした、落語?

村瀬秀信(以下、村瀬)
いやー面白いっすね(笑)月並みですけどね、ちょっとびっくりしました。

タツオ
前半の記憶とかあります?大丈夫ですか?

村瀬
大丈夫です、ノートとってます。

タツオ
今日かなり濃かったです。

村瀬
濃かったですね。

タツオ
あのー、珍しい話も出ましたし。まあ講談のお噺「天保水滸伝」ありましたし。そうですね、なんか小痴楽さんがベトナム行ったときの話すっごい昔のように感じるんですけど。

村瀬
そうですね、もう何がスタンダードなのか分からないんで、僕。ベトナムがスタンダードとかじゃないか?っていうね(笑)そういうふうに思ってしまいますね。

タツオ
さあ、まず全体としてどんな印象を持たれましたでしょうか?なんかこう新たな発券と言いますか・・?なんかちょっと思っていた落語のイメージ通りだったなというのと、そうじゃなかったなみたいなところあったと思うんですけれども。

村瀬
うーん、いやとにかく4人ともまた全然違った味わいがあって。

タツオ
今日は特に違いが。

村瀬
面白かったですね。いやーだか誰に例えようっていうのをすごい考えてたんですけど、けっこう楽でしたね。

タツオ
あっ、そうですか?誰に例えるか?っていうのは。

村瀬
出番っていうのも、順番っていうのも野球と同じで打線的な組み方っていうのがあるんだなって。

タツオ
おっ、確かにそう考えると今日はもう最後4番打者が。

村瀬
そうそうそうそう!

タツオ
しっかり・・まあどこの球団の4番打者かは。

村瀬
4番もタイプはいろいろあるんですけどね。いやただ本当「1番、2番、3番、4番」っていうこの出番っていうのがすごい効いているんだなとか。

タツオ
確かに松之丞さんも3番目っていうことに対してやりにくさみたいなことをおっしゃって下さってましたけれども。まあ確かに難しい位置なんですよね。

村瀬
「3番最強論」っていうのが野球にはありますからね。

タツオ
あ、なるほど。「3番最強論」そうですね、確かにね。

村瀬
長嶋が打つか、王が打つか?っていうのはけっこうありますからね。

タツオ
確かになるほど。じゃあどうでしょうか?まず小痴楽さん、スポーツライターから見て、まずどんなタイプの選手でしょうか?

村瀬
えー、小さく痴漢を楽しむ方ですね(笑)いやーとにかく僕は、この方平成生まれなんですよね?

タツオ
そうですよ!もうこの「渋谷らくご」の中でも1番年齢の低いというか若いね。けれどもキャリアは他の二つ目さんよりも早いという、もう高校生で入門しているんで。


村瀬
いや、ですからもうなんかそのスピード感と迫力とっていうのに圧倒されたというか。すごくよく似ているのが今、西武ライオンズの森っていう・・


タツオ
すげー新鮮な落語会だな、これ(笑)小痴楽さんが西武ライオンズの森?

村瀬
ええ、まあ金髪で藤浪とか年上の人にタメ語を平気で使っちゃうような感じなんですけれども。

タツオ
ああ、ベイスターズでいう石川的な存在な感じですね。

村瀬
そうですね。今また金髪になってますけど。その西武の森くんっていうのがやっぱりその1発の魅力っていうのと、勢いと。あとフルスイングなんですよね全体的に。それであの・・やられた演目が古典になるんですね?

タツオ
古典ですね「宮戸川」っていうね。

村瀬
だから昔いた門田博光っていうですね、小柄なフルスイングをする。あれによく似ているんですよね、森くん言われている。その古典を新しい形で体現をしている。

タツオ
ああ、鋭いですね!村瀬さん。

村瀬
いやいや、呼んでいただいて光栄です。

タツオ
いや確かに、小痴楽さんはやっぱりフルスイングの魅力がやっぱりあるわけですよ。全力でやるという。

村瀬
それでいてやっぱりですね、ホームランバッターに一番大切な「下半身の粘り」っていうのが一番大事なんですよ。

タツオ
ハハハ、誰が「上手いことを言え」って言ったよ(笑)「下半身の粘り」確かにね、ありましたけど。

村瀬
下半身の粘りがかなり最後の方までありましたので。

タツオ
別に落語家みんな座っているから下半身の粘りありますけれども。噺の方もありましたし。

村瀬
ベトナムだとか、ちんちんだとか。

タツオ
確かに・・あっそうか!西武の森。入船亭扇里師匠はいかがでしょうか?

村瀬
いや扇里師匠は本当に噺に惹き込まれますね。面白いというか・・

タツオ
またこのなんていうか・・皆さんの中にどれだけ入船亭扇橋師匠のあのころにイメージがあるか分かりませんけれども。その画が浮かんでこない人の思い出話を聞くっていう不思議な感覚ね。

しかもおじいちゃんじゃない人から思い出話を聞くという、あの不思議な感じから「紋三郎稲荷」っていうちょっとおとぎ話みたいなお噺に入っていきました。

村瀬
本当ですね、なんか紙芝居屋さんに昔子どものときに聞いていたような雰囲気で。

タツオ
そうなんですよ、だから扇里師匠は絵本も出されてる。絵本の原作もなさっているっていうそういう方なんですよ。

村瀬
で、ベイスターズファンなんですよね?

タツオ
ベイスターズファンなのでまあ分かんないですね。最終的には6位みたいなところになるんでしょうね。

村瀬
いやでもちゃんと落ちたときにも、なんかほんわかした感じで。良い気持ちになって落ちたっていうベイスターズファンの(笑)

タツオ
これはじゃあ選手でいうと、どんな選手になりますか?

村瀬
でもやっぱり噺の組み立てだとか構築の仕方とかいうのもどんどんなんて言うんでしょう?試合巧者というか・・魅せていく。ある意味、三浦大輔のピッチングを見ているかのようですね。良いときの三浦大輔。

タツオ
エー!三浦?マジっすか!?組み立てでいうとっていう感じだ、ああなるほど。

村瀬
もう気がつくと討ち取られているっていうような感じですか?

タツオ
いや扇里師匠ね、今日だからいつもよりもちょっとライブ感重視というかお客さんの反応に合わせて思い出す徒然なるままに思い出トーク見たいな感じで。

村瀬
「ああ、思い出しました!」ってやりましたもんね。

タツオ
今日けっこうだから最初から配球を決めてない三浦大輔だったんですかね?

村瀬
だからたぶんバッテリーとの呼吸でその三浦大輔はバッターを見て呼吸を決めていますから。だから打ち気があると思ったらちょっと内側に曲げたりしますから。そういうことができる人だと思います。

タツオ
うわっ、楽しいなこういう話(笑)

村瀬
ベイスターズファン以外、大丈夫ですか?(笑)

タツオ
落語会を聞いて別のジャンルに置き換えるっていうね。あっそうか!扇里師匠はそうですね。

村瀬
やっぱり良かったです。

タツオ
まあ誤解を恐れずに言うならば、誰しもの目を惹いて目立つようなタイプではないんですけれども、じっくりと自分の網に掛けていく感じ?

村瀬
まさに三浦大輔だと思います。横浜ベイスターズなんて誰も見ないですね。その中である意味エースとしての実力を・・


タツオ
待って下さい!その自虐的だっていうベイスターズあるある止めましょう(笑)もうベイスターズファンみんな自虐ネタになっちゃうから。まあでも三浦大輔、そうですか。そして3番目、まずは講談というものに?



村瀬
ビックリしました!

タツオ
あっ、そうですよね?

村瀬
いやーまさに助っ人外国人っていう感じでビックリしました。

タツオ
そっかー!助っ人外国人か!落語が日本野球だとしたら講談はベースボールだったんですね。新鮮!超新鮮!

村瀬
もうビックリしました。いやー面白かった。いやだから始めで笑わしにかかってじゃないですか?大笑いしていたんですけれども。あの本気になったときのあの感じ、気がついたらもうね。あの迫力とあの語り口と。

タツオ
まあ「天保水滸伝」ね、松之丞さんも1人でやられてるのチラシ入っていると思うので良かったら観に行っていただきたいと思うんですけど。

その複雑な話というか構造というか「アウトレイジ」みたいな話っていうか「巨人対阪神」みたいな話というか、そういう感じじゃないですか?


村瀬
ええ、確かに。何?上州の長岡?あれが出てきたの・・「上州って言ったら国定忠治じゃないの?」って思ってたら、まさに国定忠治!

タツオ
国定忠治、超怖かったっすね!

村瀬
緊張しましたね!

タツオ
いやー本当ちょっと今度「アウトレイジ」出てもらおうと思いますよ、推挙したいですよ。

村瀬
それで一番最後にまたね、古老から聞いた話みたいな、これも併せてね。あの感じっていうのはもう助っ人外国人の3番打者でブライアントっていうのがピッタリですよね。

タツオ
ブライアント!

村瀬
ブライアントは本当に普段は陽気な・・

タツオ
ちょっとラミレス寄りの人っていうかね。

村瀬
あれが本気モードに入ったときのあの鬼気迫る感じ。89年の西武との最後の。

タツオ
しかも「如何にも打つぞ!」っていうね。

村瀬
4打席連続ホームランっていうのがあって、西武を逆転して近鉄が優勝した年があったんですけど。あの年、キャッチャーの伊東勤さん・・



タツオ
流れるようにしゃべってますね(笑)

村瀬
すいません(笑)

タツオ
自分のフィールドで「こんな饒舌な人だったんだ!」って。そうですよ、ありました4打席。

村瀬
あのときに「光が差していた」っていうくらいブライアントが、それぐらい神がかっていたっていうくらいですね。

タツオ
なるほど、松之丞さんにこれから「ブライアント芸人」を名乗っていただきましょうね。

村瀬
もうなんかね、申し訳ないですけどね。

タツオ
でもこの文脈だとそうかもしれませんよね。確かにね。

村瀬
いやだからそれで「そうなんだなぁ」と思って。はじめて講談ってものを。

タツオ
こういうテーブルみたいなのを置いて。ちょっと講談と落語の違いもあったりとかね。

村瀬
なんかテーブル出てきて、名前も出てこないし。

タツオ
そうですね、それでなんかちゃんと泥棒といっても偉いやつが講談に出てくる。泥棒だと全然ダメなのが落語に出てくる。落語disりが凄かったですけどね(笑)

「あなに落ちたー!」みたいな、そういうの言ってましたもんね。確かに間抜けな泥棒多いんですけどね。

村瀬
面白かったです、そのへんも含めて。

タツオ
いやでもそうなんですよ。ダメな人たちが出てくるっていう「業の肯定」ですよね。罪のない人たちが出てくる。じゃあ文左衛門師匠、まあ4番打者。

村瀬
いや4番ですよ!ブライアントが「次のバッターに託す」って言った存在ですよ!

タツオ
そうですね、「どれを選択しても正解です」って言ってましたもんね。

村瀬
これは僕もう落合しか考えられなかった!

タツオ
落合!

村瀬
いやまあ風格なんですよ!出てきたときの。なんか雰囲気っていうのが大打者ってやっぱりあるんですよね。そういうものが出てきたときにすごい身のこなしが柔らかい感じじゃないですか?

はじめ声も小さくて、なんとなくみんな笑わせに行ってなくて自分が納得するのが笑いみたいにおっしゃっていて。「ああ、なるほどこれは聞かせるな」と思って、ネタに入っていったらどんどんどんどんまた行くじゃないですか?

またね、内容が面白かったというかね。左甚五郎ですか?

タツオ
左甚五郎っていう名工のお話、いくつか落語にも残ってますね。その中でも「竹の水仙」っていうのはお噺で。

村瀬
あの宿屋の親父とのやりとりがまさに落合と中日の今の年俸を上げてくれって言っている選手と落合が「何を怒っているんだ」っていうのと同じように聞こえてしまって(笑)

タツオ
えっ、ちょっと待って!じゃあ落合が無一文っていうことですね、左甚五郎。

村瀬
そうです、そうです!ちなみに落合は大学を卒業して社会人を入る前に中退しているんですけどね。そのとき浮浪者やっているんですよ。

タツオ
えっ!あの東北の方の?

村瀬
東北から出てきて、東洋大学に入って野球部で途中で合わずに辞めてるんですよ。そのあとプロボウラー目指すとかいろいろあるんですけど。その過程で浮浪者をやっている時期があるんですよ。

タツオ
えーっ!浮浪者やっていたんですか!?じゃあもう落合じゃないですか!

村瀬
そう!落合なんですよ!

タツオ
「あなたがあの3冠王の!」みたいなことですよね。落合が「このボールなんか宿屋の前に置いといて」みたいな、そういうことですよね?「バット売れた?」みたいな。

村瀬
そうです、そうです!えっちゃんは長嶋茂雄ですよね。

タツオ
「何故バット?あれ買ってきなさいよ」みたいな。「いわゆるひとつのバットですね」みたいな。

村瀬
そういう感じです。で、使いに行ったのが元木みたいな感じです。

タツオ
元木ね、くせ者(笑)与太郎みたいな。いろいろ失礼ですね(笑)

村瀬
あのー、落合さんのパシリやってたって言ってましたから(笑)

タツオ
そうか、でもそういう意味では風格も含めて文左衛門師匠。

村瀬
そうですね、だからこの1番・2番・3番・4番っていうのは本当に面白かったですね。

タツオ
扇里師匠、ピッチャーですけど大丈夫ですか?バッターじゃなくて。

村瀬
いやでもベイスターズファンなら三浦大輔以上に例えられて嬉しいことはないというのが僕の中のポリシーではあるので(笑)

タツオ
もう僕らの精神的支柱ですから、三浦大輔は(笑)神ですからね、皆さんも今年横浜スタジアム観に行って下さい!

村瀬
そういう話ですか(笑)

タツオ
三浦大輔登板試合、観に行って下さい!もう本当、泣くしか・・涙しかない!

村瀬
あと28勝で200勝ですからね(2015年終了時点)

タツオ
もう50歳まで投げてもらわないとね。このあと飲みに行きましょうか?

村瀬
行きますか!(笑)

(了)

2016/04/04

深澤真紀が語る「SMAPから考える日米韓のエンターテインメント事情」

今回は2016年1月26日放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹紳士交友録」深澤真紀さんの回
起こしたいと思います。


深澤真紀(以下、深澤)
先週から実は私のところに「深澤さんSMAP、『交遊録』でやらないんですか?」って言われて。でまあ芸能ニュースとしてやるのはちょっとあまりにも皆さんいっぱい見てると思うので。

今日は日本とアメリカと韓国のエンターテインメントのシステムからどうしてこういうことになったのか?・・

というのはですね、私自身も20年前に独立するときに出版界も割と古い世界なので作家のエージェントやマネジメント事務所を作ろうとして出版界で問題になった過去があるんですよね(笑)

まあそんなこともあるので、エージェントとかマネジメントについてはけっこう考えてきたんですけれども。まあ日本の芸能事務所っていうのは3つの機能を持っているわけですね。

まあ芸能プロダクションって言うぐらいですから、番組を制作する。もう1つはエージェント、「エージェント」っていうのは仕事の契約を取るってことですね。3つ目がマネジメントで本人の世話ですね。

で、アメリカはですねエンターテインメントのビジネスが世界規模であるということと俳優の権利を守るためにこの3つは分けなかればいけないという決まりがあります。

この3つが1つになってしまうと、やっぱり自由にならないんですね。特に大きいのはやっぱりこのエージェンシーというものが大きい存在で

トム・クルーズが昔「THE AGENT」っていう映画に出ていて、これ本当おすすめなのでご覧になるとよく分かると思うんですけど。

まあハリウッドには大手のエージェンシーがいくつかあって、渡辺謙さんとか浅野忠信さんなんかももちろんそこに所属してアメリカのお仕事やっているんですけど。

これはあくまでも個々に契約なので、所属タレントという感じじゃなくて顧客なんですね。エージェントにとってのクライアントが俳優なんですね。だから弁護士にかかるとかお医者さんにかかるみたいな感じで。

で、エージェントはその代わりに仕事を取ってきて、出来高でお金をもらいます。15%とか20%っていうふうになっているってことで。

しかもエージェンシーっていうのは監督や脚本家も所属しているんですね。だから例えば「俺こういうラブロマンスをやりたいんだよ」「SFをやりたいんだよ」なんて言ったら「じゃあちょっと脚本家と監督はどう?」っていうシステムがあったりして

まあ非常にエージェンシーっていうのが大きな役割を持っているので、エージェンシーの中のエージェントが自分の担当の人が独立するとか移籍するときにはそれについていくってことがけっこうよくあることなんですね。

じゃあ一方、マネージャーとかはどうするの?って言ったらマネージャーはまたマネージメントカンパニーっていうのがあるんですよ。そこからまた雇うんです。「あの人に現場についてきて欲しい」とか、そういうのは雇うし。

スタイリストとかヘアメイク、まあスタリストやヘアメイクは独自に雇う方、日本にもいらっしゃいますけど。独自に雇うし。あと一番日本とアメリカの違いは広報の人を別に雇うっていうことですね。

広報の窓口、だからどういうような取材を受けますとか。自分はどうやって発表するとか、だから離婚を発表するときもあれは広報が発表しているんですね、自分が雇った。まあ「パプリスト」とか言うんですけど。

とかあと弁護士も個別に。つまりあくまで自分が中心で倉田真由美という女優が中心でエージェント・マネジメント・スタイリスト・ヘアメイク・広報・弁護士。

もちろんこれ全部雇わなくてもよくて、エージェンシーしかやってなくてあと自分でやるよなんて人もいるんですけれども。

太田英明アナ
日本の場合は、タレントさんほぼ全部を事務所に委託してやっているという。

深澤
まあ楽と言えば楽なんですが、よく出来ていると言えばよく出来ているんですけれども。ブラッド・ピットとかディカプリオに至っては自分でプロダクションを持っていて、映画製作をしていたりする。

どうしてこんなに日本とアメリカの芸能界のシステムが違うか?というと、アメリカで一番有名なのがアクターズ・スタジオっていうね、これはもう俳優を養成するなかなか難易度の高い学校なんですけれども。

他にも養成所とか大学があるんですね。そこで学んでからエージェントに自分で送るんですよ。自分の資料とかオーディションを受けたりして。

しかももう一つ大きな違いはとにかく俳優の労働組合っていうのがこれ10万人以上加盟している労働組合があるんですけれども。これに加盟していないと仕事できない。

だからよくほら、必ず1日何食で夜5時までに仕事は終わらせてみたいにアメリカはすごい厳しいっていうのは、それはやっぱり労組がちゃんとしているので、っていうことなんですけど。

じゃあどうして日本の芸能界は全然違うのか?っていうと、一番大きな理由は日本は映画会社が戦後に松竹・東宝・大映・新東宝・東映っていうのがあったんですけど。

大竹まこと(以下、大竹)
五社協定

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