2016/01/05

よゐこ・有野晋哉が語る「スタイリッシュに売れていくもんだって思っててんけども」

今回は2015年11月9日放送「大谷ノブ彦 キキマス!」
2時台 ゲスト:よゐこ有野晋哉さんの回
起こしたいと思います。


大谷ノブ彦(ダイノジ:以下、大谷)
さあ今日はゲストに私大谷にとってはお笑い界の大先輩この方をお迎えしました。よゐこの有野晋哉さんでございます。よろしくお願いします。

有野晋哉(よゐこ:以下、有野)
お願いします、こんにちは。お願いします。

大谷
さあ改めまして衣里ちゃんから有野さんのプロフィールをお願いします。

東島衣里アナ(以下、東島)
有野晋哉さんは1972年生まれ大阪府のご出身です。同じ中学校に通っていた濱口優さんと1990年にお笑いコンビ「よゐこ」を結成。

結成後はそのシュールな芸風のコントで一躍若者を中心に人気を集め、フジテレビ系で現在も放送中の人気バラエティ番組「めちゃ2イケてる」をはじめ、数々のテレビ番組で活躍。

また趣味のゲームを活かした番組「ゲームセンターCX」のDVDは総売り上げが50万枚を突破。武道館でもイベントを開催し大成功を収めるなど。ゲームやアニメ、マンガといったオタク文化にも造詣が深い芸人さんとしてもお馴染みです。

有野
あ、ありがとうございます。

大谷
さあ改めまして有野さん、よろしくお願いします。有野さん僕同じ年で。同い年の芸人さんけっこう多いんですよ。

有野
72年度?

大谷
1972年昭和47年生まれなんですけど。土田さんとかバナナマンの日村さんとか、僕はでもキャリアが1994年からなので、これ1990年からということは高3ですよね?

有野
うん、高校出てすぐ。72年生まれの2月やから早生まれなんですよね。

大谷
ああ、そうなんですね。

有野
1学年上なんじゃない?

大谷
じゃあ1学年上なんですよね、有野さん?これはすごかったですよ!よゐこの人気!

有野
言うたげて、言うたげて!

大谷
衣里ちゃん、これは本当に!リスナーの皆さん、すごかったんです!でね、また変な・・変なって言ったら失礼、目の前にして失礼ですけど。本当変なシュールなコントを。

たくあんを頭の上に乗っけて散髪屋さんに行くっていうコントがあって、それで「揃えて」って一言言うだけでドッカーンって受けるんですよ。

だから僕が芸人になったときは本当ニセよゐこがたくさんすげえいっぱいいたんですよ!

もうその有野さんも本当天才で・・みんな言っていたんですよ。だからそのよゐこさんのスタイルを真似したもう変なコントをやるやつがいっぱいいて。

キャベツで手術したりとか、みんなで「またよゐこの被害者出たよ!」と(笑)よゐこさんのせいであういうコントに行っちゃったって。

だからなかなかそんなシュールなコントってウケないときもあるから、それがすごいウケるんで当時僕大学生でしたけど衝撃受けましたね。

有野
そうしないといけなかったんですよね、僕らは。

大谷
もうそれしかできなかった?



有野
「漫才をやろう」ということで漫才を作ったんですよ。でも2人ともその速いテンポが全然できへんという(笑)

全然でけへんかって、濱口がツッコミだってなって「なんでやねん」がいっぱいあんねんけど「俺『なんでやねん』って言う人じゃないなあ」ってなって。

「俺、お前の頭どつかれへんわ」ってなって、「じゃあ、どうしよう?」って言って「コントにしようか」って。

大谷
それは濱口さんとお笑いをやろうっていうのはもう高校生のときに決めていたんですか?

有野
濱口に誘われて入ったんですよ。それぐらいの・・全然僕は興味がなかったんですよね。

大谷
有野さんはだって向いてなさそうですもんね、芸人の世界に最初は。

有野
全然向いてないですよ。社交的でないとダメでしょ?

大谷
今もだってあんまり僕と目が合わせないでしょ(笑)僕も目を合わせないタイプですけど、けっこうヒドいですよね(笑)

有野
ハハハ(笑)そうですよ、「アメトーーク!」の人見知り芸人とかあるじゃないですか?あれに出られへんクラスですから(笑)

大谷
ビジネスにできない!ビジネスにできないタイプ!いますよね!ビジネスの人見知りできない!?

有野
それを分析できないぐらいのね。なんか回避する方法はいろいろ考えたんですよ、人見知りを。後輩としゃべるときに「人見知りだ」ってなっていたら、ほんまやったら喋りたくないんです。

でもどうやったらしゃべったらいけるかな?と思ったら、こっちの情報を出せばいいんだって。「最近ゲーム何やられてます?」って言ったらそのゲームの情報を言うだけっていう。「これ作った人はこれで」って。

大谷
情報はしっかり(笑)

有野
自分のパーソナルは一切言わないっていう。

大谷
だからゲームやアニメ・マンガといったことに造詣は深いけど、気づいたらどんどん情報が蓄積されていったっていう。防御するために。

有野
自分の話はしないっていう(笑)

大谷
だって僕もね、台本では今日ね一番最初に「めちゃイケ」で新人のオーディション出させてもらって、

最後まで残ったんでなんかよゐこさんとのエピソードありますか?って言ったら、有野さんね、現場に行っても目を合わせてくれないから話した記憶も全然無いし(笑)

有野
うん、近寄らへんしね。全然近寄らないですよ(笑)

大谷
普段はでも遊ばれるんですか、めちゃイケメンバーとは?

有野
えー、まだ「めちゃイケ」が仕事が収録が終わって「ご飯食べに行こう」って言ってたころはみんなで行ってたね。

大谷
初期の頃は?

有野
最初の方になるのかな?途中でなんか「どれくらい焼肉食べるねん!」っていうのをプロデューサーに怒られて、「交際費なしだ!」っていうのを言われてなんか知らんけどみんな一切行かなくなりましたね。

大谷
ああ、そうですか。じゃあ普段今何をやっているかも全然知らない感じですか?

有野
加藤さんくらいじゃない?加藤さんとは合間に食べに行ったりとか。

大谷
それよく言いますよね、加藤浩次さんね。加藤浩次さんは普段から裏表ない人じゃないですか?

有野
ないですね。

大谷
そこが良かったんですか?その他のメンバーと違って?

有野
いやだから、ズカズカ入ってくるところじゃないですか?

大谷
有野さんが守りたいと思っているところを、土足で入ってくるところが(笑)

有野
だからよゐこのシーンとした楽屋にドガドガ入ってくるのが加藤さんだけですから。

大谷
あ、そうなんですか!

有野
山本さんもおったころは山本さんは野球を見るやん?加藤さんサッカーとかニュースが見たいやん?

大谷
だからこう違う楽屋に行くから。そこにまずよゐこさんのところに行って?

有野
こっちはこっちでお互いゲームしかやってないから。黙っているところをズカズカ入ってきてテレビを見ると。

大谷
個人的にはお会いしたときに絶対聞きたいなと思ってたのは、やっぱり世界観がすごい構築された芸人さんだったんです、僕らの世代の。だからカリスマだったから、よゐこさんって。

有野
すごかったんですよ(笑)

大谷
本当にこれ衣里ちゃんね「西にとんでもないやつがいるぞ」「高校出てすぐキャーキャー言われて可愛くてシュールな世界のコントをやってて、とんでもないのが出て来た」ってよゐこの「ゐ」が難しい方の「ゐ」だと。

なんかそういうのも憎らしいセンスじゃないですか!しゃらくせえ!だから若いですから「しゃらくせえ!」って思うわけですよ!で、出て来てそれでフジテレビの人気番組の深夜にハマってなっていったんだけど。

そのいわゆる「めちゃイケ」のスタイルの中ではそういうシュールなポジションとはまたちょっと違ったポジションをやられているじゃないですか?

だからそうやって変わっていくことに対して有野さんってどう思っているのかな?って。

有野
芸風が?

大谷
そう、だってそれぐらい完璧な世界だったんだよ。

有野
2人のときはね。2人のときはそうだったんですよ。だからトークコーナーをどうしましょう?みたいな番組とかで言われたら濱口が「出ないっす」って言うから(笑)昔はね、19歳20歳のころは。

大谷
それは今や「獲ったどー!」って。

有野
そうですよ、マセキ芸能社の50周年とかの記念のイベントとかに呼ばれて、「内村さん南原さんとか絡む」とか、「出川さんとこういうコントのコーナーをやって欲しい」って言われたら「やらないです」って言うから(笑)

大谷
新人のくせに(笑)

有野
まだ21,2歳じゃないですかね?「やらない」って断ったりとかしてて「僕らは自分たちが作ったものを出したいだけだ」っていう。

大谷
でもそういうスタイルからやっぱり徐々に変わっていったわけじゃないですか?それこそ毎年単独ライブもやられてて、それも存じてますけれども。お子さんがいっぱい来るんですよ。

有野
子ども向けライブもやってましたね。

大谷
そういうのもやってるし、だからどんどんと活躍の場が変わってきているから。

有野
もうだから、しょうがないって思ったのね。空気を作って、シュールでとがってるよゐこっていうのを作ってスタイリッシュに売れていくもんだって思っててんけども。

濱口がバカだっていうのは俺は知ってて、マネージャーはうっすら感じてたくらいのところで「めちゃイケ」でテストをやったのね。筆記テスト。

あれのときに矢部をベッタにして最下位にしてみんなで笑おうっていうもとやってんて。

大谷
最初はもうそういう企画だったんですね。

有野
矢部はハメるためやってんけど、濱口のバカが予想以上やったらしくて(笑)

大谷
「あれ?シュールでもなんでもないぞ!」って(笑)

有野
そう、あのときに採点するだけやからすぐ1時間ぐらいでできるからすぐ答え合わせしますっていうのを言われていたら、「2時間待って下さい」とか言われて結局8時間ぐらい待たされて「ホテル取りました」ってなって(笑)

大谷
どうもすご過ぎると。

有野
それで演出の片岡さんに呼び出されて、濱口の回答を1個見せられて「これは本当に書いているのか?」って(笑)

「当てようと思って書いているのか?」って聞かれて、「これはほんまです。こういう間違いをする人ですよ」って話をして。

大谷
いや僕なんかもそういういわゆる若手のころ「とがってた」とか言われたし、人をやっぱり寄せ付けない感じの・・まあ自意識も高かったですから。

でも変わっていくときは1個1個すごい葛藤しながらやっていましたけど、有野さんは巻き込まれたわけじゃないですか?

有野
巻き込まれているね。

大谷
それで柔軟に対応していけました?

有野
だって濱口が誘って「格好ええコントにするんだ」って言うて旗振ってやっているのがバカばれて「俺、バカで行く!」って言い出して(笑)

大谷
じゃあもう今度はバカで行くしかない!って言って。

有野
そう、だから「進行も俺がやる」って言ってて、でもその頃は20代前半のときはすごい考えるタイプやで濱口は。

台本を貰ったら全部見んねん。全部見て、シミュレーションを全部考えんねんな。こう来たらこう返す、この質問にはこの答え「俺がこう言うから有野ちょっとこれでかぶせて」みたいな細かく決めるタイプやってんな。

「いいとも!」出してもうてて卒業してから3年ぶりぐらいにタモリさんと絡む「タモリ倶楽部」ですってなって、濱口が打ち合わせをするわけですよ。で、僕が横でずっと聞いてるくらいで。

「こうして、ああしてこうして」って台本をもらって家持って帰って「寝ないでシミュレーションをした」って言って。

大谷
濱口さんは。

有野
「たぶんタモリさんはこう来るだろう」「ならこの話をしよう」

大谷
なんかやりますよね、若手のときね。

有野
で、「この話をしよう、そしたらこの話に持っていけるからタモリさんにこうしていこう」ってバーって細かく書いてて、本番まで会わないんですよね「タモリ倶楽部」って。

タモリさんがオープニングやっているところ「ちょっと!ちょっと!」って入っていく、よゐこと会ったタモリさんは一言「おー、よゐこ久しぶりだな」って言って濱口がキョトーンとしてるんですよ。

「あれ?これシミュレーションになかったのかな?」って(笑)

大谷
すげー面白い!その一言が!どんだけ対応力ないんですか(笑)

有野
「あの後説のときのあの話面白かったな」とかそんな話ばっかり考えてて、一番手前がなかったみたいでタジタジになってて、「あー、久しぶりですね」って俺が答えて「こうこう、こうやったんですよ。最近こうでね」みたいな話の中ずーっとタジタジになってて(笑)

大谷
愛すべき人ですね。

有野
コーナー始まったら進行全然できないんですよ。カミカミになって「これ何やったっけ」ってめくってもないところのページ見出したりとか。

大谷
有野さんはそういう濱口さんを全然許せるタイプだったんですね、当時から。

有野
もうしょうがないじゃないですか、そうなったら。「進行変わる?」って言ったら「うん!」って言われたから「うそーっ!」って!「やるわ」って言うと思ったら「うん!」って言うから(笑)

大谷
若手芸人のときとか特にリスナーの方なんかでもたぶんあると思うんですけど、相手がちょっとそう思ったようにできなかったことを上から威圧的に説教してしまってそれでコンビ仲が悪くなるみたいなのってあると思うんですよ。

最初から有野さんはそこはのほほんとしてたんですね、じゃあ?

有野
言うてもしょうがないやん、そういうのって。

大谷
最初から思えてたんですね、じゃあ。それがすげえな!

有野
あっ、そうなの!?

大谷
いや良い意味ですごくゆるくて良いなと思うんですよ。僕なんかはそれが僕の若手のときの一番の欠点で、大地の良さを見ないでそうやってミスしたところを「こうしなきゃダメじゃん」みたいなことを言うと。でも実は自分が一番できてないから(笑)

有野
両方できてないもんやん、あんなんって。

大谷
そう言えちゃうのが「みんなできなくて普通じゃん」って思ってるってことですよね?

有野
うん。「こうして欲しい」「ああして欲しい」とか言われても、それはまあ終わってからああだこうだ考えて「じゃあ次こういう場所があったらそうしようって思うけどその場所ってなかなかないやん?

でもそれが来たときにパーンってはめれるとかそれを待ってるぐらいの感じじゃない?

大谷
例えば、有野さんって海外のロケ行ってもね。普通は海外の観光地とかいろいろ行くじゃないですか?スポット。しないで部屋でゲームやってると。そしたら他人と比べちゃう自分もいるわけですよ大概の人は。

有野
あっ、そうなの?

大谷
「俺、普通じゃないのかな?」と思っちゃったときにやっぱり「じゃあ観光地行くか」ってなっちゃうけど、そこはマイペースなわけじゃないですか?

有野
マイペースやね。だってゲームやってたいんやもん。やってて進めたいんやったら場所どこであってもやりたいやん?

大谷
他人の目線はもう全くそういう他人の価値観みたいなのは全く関係ないってことですか?

有野
他人・・そのスタッフ内ってこと?世間様ってこと?

大谷
世間様ですね。

有野
世間様は全然気にせえへんね。世間様はたぶん自分が知ってる範囲の世間ってことでしょ?

大谷
そうですね。

有野
外国の人が僕のことを知らんやろうし・・。

大谷
アハハ、そのときで言うならね(笑)

有野
「行こうぜ!」って言うたところでそんな見たいものでもないしなって思うな。

大谷
すごいな、本当それがすごいなと思うんですよ。最初からそうだったと思ったら、それがよゐこの強さっすよね。

有野
だって「海外行きたくない」って言いながら連れて行かれているから。言葉分からへんし迷子になったらどうすんねん!っていう話とか。携帯は絶対使えるよな?とか。

大谷
でもスタッフのことは気に掛けるんですよね、やっぱり。周りの中では、もちろん「めちゃイケ」も含めて。

有野
うん、みんなで行くってなったらもうしょうがないから付いていくけど(笑)

大谷
面白い!しょうがないからってすげえこんな力強いとは思わなかった!

有野
しょうがないやん、だってグループで行くから。グループで行ったってことはそっちにいっぱい行ってるからホテルには俺1人になっちゃうわけ。それは怖いやん。

それは怖いから、じゃあ団体行動やから付いていく。

大谷
だから「カッカ怒って揉めたって一緒なんだから」って思ってるってことですよね?それは無意味な力だってことですよね?

有野
揉めてもしょうがないんじゃないかな?「あっ、そういう人なんだ」っていう回答。「もうしょうがない」って思うから。たぶん濱口がおるからそういう性格に変わっていったんじゃない?

大谷
最初はそんなことなかったんですか?

有野
最初はそうじゃなかったみたいやで。なんか高校のころは濱口が言うにはしょっちゅう俺に怒られていたらしい。

大谷
じゃあ有野さんはけっこうダメ出しとかしてたんだ。

有野
「これは違う」「あれは違う」みたいなことをもう恋愛ですら言うてたらしいよ。

大谷
へえー、覚えてないんですか?

有野
全然覚えてない!俺そんなもんやねんなって思って。

大谷
それが月日が経つうちに全部肯定していますもんね、今ね。

有野
もうそれは濱口のわがままのところに乗っかるからしょうがないんちゃうかな?学園祭をやろうってなって、東京に僕らしかいなかったんですよね。まだオセロとか安田大サーカスとか来てないころ。

大谷
よゐこさんの所属事務所が松竹芸能という会社であまり芸人さんがいらっしゃらなかった、東京にまだ。

有野
鶴瓶さんと森脇さんくらいやったのかな?遠い人やんか?で、学園祭に行こうってなってもう2人でしょっちゅう行ってて「飽きたな」ってなって「なんかちょっと大阪の後輩だとか知った方がいいんじゃない?」ってなって。

「ちょっと大喜利やってネタやって大喜利やってコーナーやって終わるぐらいの1時間ちょいぐらいにしようか?」って話をしたら、「あかん!」って濱口が言い出して。

大谷
濱口さん毎回面白い!濱口さんが面倒臭い人なんですね、もともとは。

有野
分かんない(笑)分かんないねんけどその濱口が誘ってくれた世界やから俺はその間借りしている分際って思っているから。違うんやったら「ああ、お前が言うんやったらそうなのか」って思うな。

で、「違う」って言われて「学園祭とはいえ、1番面白かったって思われるのは有野でないとあかん!」って言って。「だから他のやつを入れるのは嫌だ!」って話になって「俺、負けんのか!?」って思って(笑)

「後輩に負けるのか!」って信用されてないのかな?と思ったけど「まあそんなに言うんやったら、そうか・・」と言って、2・3年後かに「若手入れてやろう」って濱口が言い出して「あれ?」って。

「俺、ずいぶん前に言うたけど?」って話をしたら、そのときは彼女がおって「とにかくお金が要った」って(笑)

大谷
ああ、後輩が来るとおごんなきゃいけないし。

有野
ギャラもちょっと減るだろうって考えて「だから入れたくなかった」って言われて(笑)

大谷
そういうのは愛すべき人ですね。

有野
なんか後に面白くなるから「そうか、そうか」って聞く感じ。

大谷
なるほどね、なんかすごいヒントだわーいろいろ。いやこれは面白いですね。けっこう今、若手芸人なんか聞いたら割と「ハッ」てなる人いると思いますよ。

有野
でも上手いこといくかどうかは分からへんで、それが。

大谷
その人に合ってたから。

有野
その人に合ってるからとかになってくるんじゃない?

(中略)

大谷
さあ、有野さんと言いますとナインティナインのオールナイトニッポンのリスナーだった方にはおなじみですが、番組のスタッフやナインティナインさんの歴代マネージャーさんにあだ名付けを毎回しているのが有野さんということで。

有野
ナインティナインのラジオ聞いている人、ここ聞いてへんやろ?

大谷
いや、でもニッポン放送けっこうずーっと聞いていらっしゃる方がいられるんで。僕もこれ知らなかったですね。

一例を挙げるとですね、歴代の番組ディレクターに「カンダム」「石田タイヤ」さん、これ石田さんのことですか?歴代のマネージャには「イトックス」「磯塚センターフライ」「坪倉大臣」などなどいろんなあだ名を付けていっております。

あだ名はそのときの直感ですか?

有野
そう、なんか最初に紹介されるねん。ナインティナインのところに現場の新しい子が来たってなったら、うちの楽屋来て「有野、この子。趣味が○○でな」とかザッとしたプロフィール言って「夜までに送ってな」って(笑)

(中略)

大谷
いろいろとやっていただきましたけど、ありがたい話もいっぱい聞かせていただきましたがゲストの方に座右の銘・好きな言葉書いていただきます「カキマス!」でございます。

有野さんの好きな言葉、あるんですかね?

有野
えー、好きな言葉?

大谷
すごいなんかでも肯定していく感じがすごいなと。良いコンビだなと改めて思いましたね。濱口さんによって変わっていったのかな?いろいろあったんだろうなあ。

東島
今日はゆるい有野さんと熱い大谷さんのコンビですね。

大谷
そうなんです、でも絶対に有野さん昔、熱かったと思ったんですよ。昔、怖かったですもん。僕が若手のころに1回ライブか何かでご一緒させてもらったときにおっかなかったですね。

有野
あーでもそれよう言われるんねんけど。

大谷
あと、他の芸人で絶対に笑わない。エンディングとかもなんかムスッとしてて、あれ真似しましたもん(笑)悪い見本だったんですよ!本当にこの人!今、何でも許すみたいになってるけど、昔は・・

有野
うん、笑わへんかった。全然笑わへんかったね。

大谷
でもあのときはみんなそうだったんすけど、特に際立ってそういう人だったから今日話を聞いて、それが緩やかに年齢を重ねるごとに変わっていくんだなって。

有野
でもなんか「面白いやん、みんな」って思い出したんじゃない?「面白いこと言うてるやん!」って(笑)

大谷
昔はみんな面白くないと思っていたけど、今は「みんな面白いや」って(笑)

有野
「面白いことみんなが言うてる後、スッと一言だけ添えてやれ」みたいな。「さらってやれ」みたいな感じにはなって来たなぁ・・。

東島
さあでは書き上がりましたね。

大谷
お願いします。

有野
「なるようにしかなりません」

大谷
ハハハハハ(笑)これさあ、有野さんが濱口さん化したってことですよね?

有野
そうなんやろうな?・・なんやろうな?

大谷
濱口さんってどんな人ですか?有野さんにとって。

有野
濱口さん、あのまんまですよ。もう「晴れ」ですよ。

大谷
自分の人生においてどういう人ですか?「晴れ」?

有野
晴れの人ですよ、だから楽屋におったらみんなが喋ったりとかするやろうし。そこに僕が「おはようございます」って入っていったらピタッと止まってマネージャーがなんか仕事し出すみたいなね。僕「どんより」の方ですよ(笑)

大谷
「晴れ」と「どんより」このバランスだな。

(了)

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