2015/03/24

マキタスポーツが語る「受験が全てじゃない、これは真実です。だけど大人になっても受験はずっとある!」

今回は2015年2月10日放送「大谷ノブ彦 キキマス!」
「『キキマス!』1時台 マキタスポーツ登場」
起こしたいと思います。


マキタ
今日はですね、受験についてちょっと話そうかなと。

脊山
受験、まあ今シーズンですもんね。

大谷
お父さんですね(笑)

マキタ
そうなんですよ!大谷くんよくぞ言ってくれました!
でも大谷くんも息子さんがいますから、この後なんか受験とかって
こととかあると思うんですよ。

僕なんかっていうと、受験の勝者・敗者みたいな
ザックリと言い方をすると全然勝者じゃありませんでした。

というか、僕は中学から初めて高校に行くときに受験ということをするんですけど
それも実は僕は年を越す前に高校の入学が決まってたんです。
これは推薦というやつだったんですけど。

大谷
じゃあ賢かったんだ。

脊山
真面目にやってた?

マキタ
中学までは割と良かったんですけど、
その他に僕は剣道の特技があったんでつまりスポーツ推薦で・・

大谷
文系じゃなかったんだ!(笑)
当時は体育会系だったんだ。

マキタ
今はもうお腹ポッコリ、足ほっそりみたいな
そういうなんか典型的な中年の体型をしていますけど
昔はそれなりにガッツリとしてたんですよ、僕は。

でね、剣道の成績が良かったもんですから
まあ合わせて学校の成績もまあまあ良かったということで
僕は推薦入学ということで山梨県の僕の地域の進学校に入学することが出来たんです。

これね、厳密に言うとちゃんとした受験やってないんですよ。
でそのまんまのんべんだらりんと3年間過ごしまして、
で、僕は大学にも入りましたけど大学も一般推薦ってやつで入ってます。

脊山
えっ、大学もですか?

大谷
本当に勉強が出来た人なんだ。

マキタ
いえいえ、そんなことはないんですよ。これがね。
一般推薦でも僕が入った大学の偏差値的なレベルでいうと
そんなに高くない大学なんである程度の評定平均っていってあるじゃないですか?

学校の成績表のね、平均値ですけどそれがある程度のラインを越えてたところで
僕は選んで一般推薦してくれそうなところを選んでいっているんです。
だから目指して受験をしたわけじゃないんですよ。

受験とかそういうことを目指してたわけではなくて、
入れそうなところのラインを狙ってその大学とかに入ったんですね。

僕の中ではこういう受験みたいなことをちゃんと人生の大切な通過儀礼として
経験してこなかったというコンプレックスというか負い目があったんですね。

大谷
おお、なるほど!

マキタ
で、僕は前期・後期って自分の人生を分けると18歳までの山梨までの自分と
東京に出て来てからの自分というのがあるんですけど。

その18歳までが僕本当に平平凡凡と何をそういう特に
努力らしい努力をせず、頑張らずある程度のところにいたという子だったんですよ。
で、まあ何ていうかな?適当にしてれば学校の嫌な試験も終わっちゃうし。

大谷
なんかあまりストレスを抱えていない感じだよね、今の話聞いてると。



マキタ
そうなのよ、そんなに鬱屈としたものとか抑圧とかみたいなものとかって
あまり感じた感じで育ってきてなかったんですよね。

で、僕18歳で出て来たときに東京というところで僕はものすごく挫折をして
びっくりしちゃったわけですよ。
自分のその経験値の無さ、故の戦闘力の無さ。解決案の無さ。

それを自分でなんとかしなくちゃいけないっていうものが
もう全くないということに気がつくわけですよ。

大谷
また絶対クラスとかバイト先にいるんですよ。
経験値のあるっていうかね、コイツ修羅場くぐってきたな!って奴(笑)
格好良いんだよ、またそいつが!そいつにすごい負い目感じちゃって・・

マキタ
いや大谷くんなんかでもあるのかね?
だから俺はすっごいそれがコンプレックスだったのよ。

大谷
めっちゃあったよ!俺は。
なんかハムとかこうナイフに刺してジジジッて焼いて食ってそうな(笑)

マキタ
ハハハ、それ何それ!

大谷
イメージ!イメージ!イメージ!

マキタ
何それ、倉本聰?

大谷
C.W.ニコル的な(笑)
「こいつ野生児だな」みたいな。

マキタ
僕ね、そういうことで言うとそのコンプレックスがありまして。
ずーっとそれがもやもやもやもやと自分の中であった。

だけど僕は漠然と子どものころ、大人になったら試験とか
そういった受験みたいな辛いことがなくなるんだろうなと漠然と思ってたんです。

で、一番なさそうなラインで選んだ仕事が芸人だったんですよ。
ところが芸人になってみたら毎日試験の連続だったんですよ、これがっ!!
皆さん!!

大谷
受験ばっかだったんだよ!!(笑)
本当、そうっ!

マキタ
分かるでしょ?

大谷
分かる、だからなんか本当にあったかどうか分からないけど。
みんなで手をつないでゴールとか、すげー残酷なことやるなと思って。

マキタ
俺なんかまだ良い方だけど、吉本興業なんてところはもう熾烈な・・
熾烈な競争社会なんですよ!これ!

大谷
大人の世界なんて試験しかないからね。
誰かからジャッジされるんだから、何で子どものときにそれで試験やらせないのよ!
やっとかないと自分がどんな能力か見極めることが大事だからね。

実は受験1回きりなんて、どうでもいい・・どうでもいいって言ったら失礼だけど。
いつも思うの、ラジオでやってたら好感度みたいな、隣のあんちゃんみたいな
パーソナリティになった方がいいかな?と思ったの、深夜でやってるときも。

めっちゃ受験生から「励まして下さい」って来るわけ。
いつも毎回落ちていってる奴の映像ばっかり、映像が残るの。
高校生のときに唯一うちのクラスで落ちたやつが僕とケンカして仲違いしたやつで

ずーっと仲悪かったら、そいつはめっちゃ俺より成績が良いってのが
それが全部嘘だったの。ずっと俺の前で嘘をついてて虚勢を張って
俺と同じ進学校受けて落ちたの。

そいつが落ちた瞬間の顔を覚えててさ、
だから「頑張って」って言う前に落ちるやつのことを考えちゃうから、
「君が受かったら落ちる人いるからね」ってそういう御託を言っちゃう癖がついちゃって

マキタ
それ、分かるなー。

大谷
「落ちて行ってく人もいるからね。まあ君に『良かったね』って言うってことは
 その子たちのことを忘れているってことになっちゃうから、
 俺出来れば落ちて行ってる子の・・」って御託を並べちゃうの!

でもなんかその受験に対してだから俺はそんなことよりも
自分がどういう人間かっていうことを受験を通して見極めた方がいい・・

マキタ
そういうことなのよ!そういうことなのよ!
でね、僕実は去年・・なんでこんな声高に言うかというと、
娘を中学受験させたんですよ。

急にですよ、だから年明ける前だから10月ぐらいに娘に
だから2年前の10月に娘を受験させたいってことを僕が言い出したんです。
娘が言ったんじゃないんです、僕が勝手に言い出したんですよ。

まずカミさんが「公立でいいじゃないか」ということでもう反対してきたんですよ。
娘なんか面倒臭せえこと嫌だから「嫌だ!」って当然言うわけですよ。

「いや、でも!でも君は受験した方がいいんだよ」と。
「何故ならね」ということで言うと、僕はずーっとその売れない生活とかの中で
何ていうのかな?

人生にとって一番重要な通過儀礼みたいなことを
家族とともに通過してこなかった、そういう負い目があったんですよ。

「だから娘にはその受験というものを通して
 そういう経験を積ませたいっていうことなんだよ」つって。

で、「君はそうなったときに必ず君は強くなれるから」と。
「だから一緒にやろう」つって。で、カミさんと僕とで結局・・
でも最初僕はあれでしたからね、1対3くらいの図式でしたからね。

家族4人でしたけど、そのときには。1対3の図式でみんな反対だったんだけど、
「とりあえず、やりましょう」ということで家族を巻き込んで、

いつも娘とテキストを仕事から帰って来てカミさんと僕と娘とで
テキストやるんですよ。

大谷
偉いな、偉いなあ。

マキタ
慌てて急ごしらえで2月ぐらいに受験をして
なんとか通ることが出来たんですよ。
はっきり言って偏差値的にはそんな高い学校じゃないんです。

だけどそれをさせてみたかったんです、僕は。
そこに入りさえすればいいかということでは無いんだけど

僕はやっぱり大谷くんも言ってる通り、自分が何たるものかというか
自分の弱さとか何とかっていうことを積むためには受験も1つの通過儀礼だと
僕は思ってるんですね。

僕ね、ここに改めて自分で書いてきたんですけど。
「負けてもいいんだよ」っていうような御託もあるんですよ。
でも、それは嘘です。

勝負事っていうのは勝たなきゃダメですよね。
で、勝ちを目指さなきゃいけないんですよ。
何故か?っていうと、それは楽しさに繋がるから。

楽しくないんですよ、一生懸命やらないと。
だから勝ちを目指さないといけないんですよ。

でも負けた中からでも発見があるんです。
その発見を冷静に見つめなきゃいけない。
その発見を自分で見つける作業なんですよね。

で、勝ちからも負けからも発見は掘り起こせるんです。
だから受験は「必ず勝って下さい」と僕は言います。

大谷
「勝つ」っていうことをイメージして下さいってね。

マキタ
うん、で負けた場合でも逃げないで冷静に分析して。
負けたポイント、勝ったポイントにも必ず発見はあるから。
だから人生っていうのはね、自分が試される通過儀礼の連続なんですよ。

テストはそのための模擬試験です!
大人になってからも、本当にこんなに試験が連続するとは
マキタおじさんは思ってなかったから!!!

僕はR-1っていう大会があったんです、ピン芸人の大会があったんですけど。
僕はそれは今から10年近く前に1回戦でお猿さんに負けたことがある男です。

大谷
ハハハハハ、お猿さんが出て来て何かやったことに負けちゃった(笑)

マキタ
僕はそのような、負け・・負け、ずーっと負け。
でも僕は1番大好きなジャンルだから絶対負けたくなかったし、

なんか負けたことの中に発見があるんじゃないか?と思いながら
ずーっとそういうことを分析してました。

あと、勝ったパターン。ウケたときとかのこともすごく冷静になって分析した。
そしたら次になんか繋がるような感じがした。

大谷
そう!なんかさ、その「負けてもいいんだよ」っていうのは別に
負けるときに慰める言葉としては全然アリだと思うし、
負け側にも何か得るものがあるとかあるけど。

例えば番組とかでもそうだけどさ、「これもあの人のものだから」とか言っちゃって
さっきの劇場でウケてるやつはね、そういう賞レースになったときに

賞レースのことを恨んだりするときに
「自分はこっちがあるから、そっちのやつで負けてもそれはしょうがないんだ」
みたいな感じで自分を抑えるしかないわけ。

でもだからって大会に臨むときに真剣にやってないとか
のめり込んでなかったらもうそれは絶対に得るものが無いですよ。
だから前のめりじゃなきゃダメなんですよ。

どんなものです・・そう!熱く一応行っといた方が後で負けたときも
ガツンと痛いんだけど、めっちゃその痛みがね後で自分の中で
なんかしらに転化していくっていう感じだから

だから俺ね、そのエクスキューズ?言い訳があるみたいなのは
無い方がいいと思ってて。

脊山
一生懸命やれば得るものもある。

大谷
だからストイックさって多分そういうことだと思うんだよね。
ストイックにしているから姿勢が格好良いとかそういうのじゃなくて

ストイックになっとけばコケたときにその痛みが倍だから
その痛みって忘れないわけ、だから超大事なことだと思うんだよね。

マキタ
そう、だからとにかく言いたい!
受験が全てじゃない、これは真実です。
だけど大人になっても受験はずっとある。

大谷
ずーっと!審査されてる!怖い!!4月が怖い!!(笑)

マキタ
怖いよーっ!!(笑)

(了)

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