2014/09/03

ダイノジ・大谷ノブ彦が語る「キャンディーズファンの活動が胸熱で」

今回は2014年7月17日放送「大谷ノブ彦 キキマス!」
大谷レコメンド「夏が来た!/キャンディーズ」の回
起こしたいと思います。


大谷
今日はですね、キャンディーズ「夏が来た!」でございます。
実は私、大谷キャンディーズの大ファンでございます。
もう後追いも後追いなんですけどね(笑)

1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループでございます。
メンバーは伊藤蘭さん、まあ相性ランちゃんですね。
田中好子さん、通称スーちゃん。藤村美樹ちゃんで通称ミキちゃんということでございまして

実は僕は音源としてですね、やっぱり自分が好きだったバンドマンとか
洋楽が好きなライターさんとかが学生時代キャンディーズで洋楽に目覚めた
っていうのを聞いてからけっこう聞き始めて

例えば、あんまりそんなにヒットしてないかもしれないですけれども
「危い土曜日」とかですね、
あとやっぱり「ハートのエースが出てこない」とかも大好きですね。





まあ今日出て来ます「夏が来た!」
「暑中お見舞い申し上げます」とかも格好良いですね。
いろんな良い曲があるんですが、



実はですね、僕はこのラジオのパーソナリティ、
ニッポン放送さんとの関わり合いというのは
「オールナイトニッポン」というのを1人で1年間やらせていただきました。

それまでは何をしてたか?と言いますとですね
本当に仕事がなくてですね、本当お恥ずかしい話ですけど・・



休みの日に劇場でですね、
お客さん15人くらいの前でトークライブを
ひたすら毎週やってたんですね。

もうとにかく何かライブをやって人の前で何かしゃべるっていう訓練をしないと
「出来ないな・・」なんて思いまして、ちょっと足掻こう藻掻こうということで
トークをやっていろんなジャンルの面白い人をゲストに呼んでお話を聞くという

今の自分がこうやってラジオでやっていることの原点みたいな
ライブを始めたんです。そのときの1回目のゲストに
放送作家の方が連れて来た方、呼んでいただいた方がですね

石黒謙吾さんっていう方だったんですね。
この石黒謙吾さんってどういう方か?っていうと
今は本とか出していろいろ出してヒット本とかいろいろ出してる方なんですけど。

この石黒謙吾さんのもう1つの顔、
実は「全キャン連」(全国キャンディーズ連盟)という
当時のファンクラブみたいなものですかね?

それの中にいた中心人物の方というかね・・
で、今もキャンディーズに会いたいがために出版社業界に入って活動して
まあ伊藤蘭さんに取材するっていうところまで行ったっていう人なんですけど(笑)

この人から当時のキャンディーズを応援をするファンの人たち
今で言う「ヲタ」とか言われるような人たちの活動の話を聞いて
もうそれが胸熱で。

ようは当時っていうのはパソコンとかtwitterとかないんですよ。
メールとか、で石黒さんの肩にはキズみたいなアザがあるんですけど
これは何か?っていうと当時コンパスで伊藤蘭の名を彫った跡でそれもおかしくて(笑)

当時は高校生でお金がないからアルバイトを一気にして
それで日本中を追いかけて、夜は駅の近くで野宿したりとかして追いかけてる
青春物語の話を聞いて・・

で、実は今日何故キャンディーズの曲をかけようか?というと
キャンディーズが「普通の女の子に戻ります」解散宣言をしたのが
日比谷野音のライブなんですけど。

その日比谷野音ライブの日が今日なんですよ。
この日はそういうキャンディーズファンの人たちにとっては

非常に清い日なんだっていうことを
twitterで朝ちょっとつぶやいてたのを見て
「ああ久々にキャンディーズかけたいし、石黒さんの話をしたいな」と思って

実はそのとき石黒さんっていうのは金沢に住んでたんですね。
金沢に住んでて、この野音のライブ「一生後悔している」って言うんですけど
見てないんですって。

で、同級生で1人だけオオイさんっていう人がこのライブ観に行ってたんです。
それでいきなり最後にキャンディーズが「私たち解散します」と。
「普通の女の子に戻ります」って言っちゃって、オオイさんパニックですよ!

金沢のみんなファン、キャディーズファン代表として来てたんだけど
パニックですよ、いきなり。
で、ポケットをまさぐったらもう60円しかないんですって!帰りに切符以外だと。

この60円に全部を賭けなきゃいけないって言って
友達の家に電話して、当時は公衆電話探してね。

その60円で金沢までっていったら
ほとんど何十秒しゃべれるか?っていう感じじゃないですか!
もう要点だけ言って「キャンディーズ解散する」って

その後の4月4日の解散コンサートになっちゃうんですけど
それは後の話で、本当は9月で解散するっていう話で

「9月でキャンディーズ解散する、明日6時○○の家」って言って
電話を切ったんですって。

で、家にいた石黒さんは急に同級生から電話掛かってきて
「キャンディーズ解散するって、明日6時に全員で」って言って
夜行電車に乗ったオオイさんが駅について金沢駅着いて

みんなで家に集合して学校が始まる8時までの2時間
緊急ミーティングをするんですって(笑)

「あれ、どういうことだ?」って言ったら
「いや9月に解散するんだって突然言い始めて、俺たちどうしていいか分かんねえよ!」
って言って2時間真剣にキャンディーズファンの高校生が一生懸命知恵を振り絞って

議論に議論を重ねて出した結論が
「解散のその日まで命懸けで応援しよう」ってことだったらしいですよ(笑)

それで泣きながら学校に行ったっていう話を聞いた時に
「なんか、めちゃめちゃエエな」と思ったんですよね。

当時それこそトークをやってるときに
ある今現役のアイドルの方でちょっと女性週刊誌に撮られて
髪の毛を坊主頭にしたっていうショッキングな事件があったときで

それに対してどういう意見を言うか?みたいな感じが
芸人さんの中にもあったりとか、アレどう思う?みたいなのを
言っていくみたいなのになったんだけど

なんかどういうとかじゃなくて、そういうことがあっても
それでも応援する奴らの思い、好きなものを好きで夢中になって
応援している奴らの思いの方がなんか俺いいな!と思っちゃったんですよね。

熱いし、しかも誰かが見たら滑稽かもしんないけど
そういう思いがすごい積み重ねていった時代っていうのが
ちゃんとあった上で今もアイドルの人たちっていうのは

そういう人たちに勇気や元気や明日への生きる希望を与えてるんだ
と思ったらなんか胸が熱くなっちゃってですね・・。

ちなみに石黒さんは家でですね、ずーっと・・
キャンディーズからなんですよ、アイドルのコンサートにこうやって
紙テープを投げるの。その練習をずっとやってたんですって(笑)

もう肩が壊れるくらい練習してて、どうやったら遠くに飛ばせるんだ?
どうやったら紙テープが綺麗に伸びるんだ?っていう研究に研究を重ねて
ライブでやってたらしいんですけど

最後に田中好子さん、スーちゃんが2011年4月21日に
亡くなったその告別式ですよね、お葬式の後ですよね。
そのときに外でファンみんな

「全キャン連」の皆さんで紙テープを投げたそうです。
そのときに石黒さんとお話ししたときに「でもすごい幸せだよ」って
「死ぬまで応援したんだから」って。

「死ぬまで俺キャンディーズ応援したんだから」
「やっぱそれぐらいの気持ちでアイドル応援したいよね」って言ってたんですよ。
それがなんかもうグッと来ちゃってね。

なんかこうハッと気付いたときに出会ったしまって推していってるっていう
それからその人が亡くなるまでずっと応援してたってことにグッと来ました。

ちなみにこの「夏が来た!」っていう曲、非常にロックテイストです。
テレビの画像とかで、歌番組の画像もしあったら映像上がってます、ネットで。
ちょっと見て下さい、すごいグルーヴです。

これこそロックバンドのそれです。
というのもキャンディーズっていうのはそういうもともと
ロック的なテイストをアイドルにやらせる

果敢に挑戦させるという最初のグループでもありました。
アルバム「夏が来た!」の方はあのムーンライダースも参加しております。
音楽的にも今も大変な発見があります。

このキャンディーズの「夏が来た!」という曲
僕はロックンロールとして皆様に紹介したいと思います。
キャンディーズで「夏が来た!」



この後半のプログレ感ね、すごいですよ。
めちゃめちゃ格好良いですね、キャンディーズで「夏が来た!」でございました。

(了)

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