2012/07/14

安住紳一郎が語る「アメリカンチェリーが逆襲を始めたよ」

今回は2012年6月3日放送、安住紳一郎の日曜天国
オープニングトークを起こしたいと思います。

音声はこちらから


安住紳一郎(以下、安住)
さて6月に入りまして果物の美味しい季節が近づいてきましたね。
皆さんはお店・スーパーなどで最近はどのような果物を見かけましたでしょうか?
そして、買いましたでしょうか?

これから本当に果物の美味しい季節になって
サクランボですね、それから桃と続いてメロン・西瓜。
さらにはブドウですね、夏に向け果物のビッグスターたちが
次々と売り場を賑わすということになるわけですが、
こんなに暗い口調で果物の話をされても皆さんも困ると思いますが・・。


中澤有美子(以下、中澤)
ハハハハハ。
はい、なんかいい話なのかちょっと今わかりかねるので、
様子を見てました(笑)

安住
怖いですよね、こんな声色で。
「これからは、さくらんぼの季節ですね~」みたいな事を
言われても困るわけですが。

私は特にサクランボが好きだと言うことは、
何回も話してきたので覚えて下さってる方もいらっしゃる方も
いるとは思いますが。

特にサクランボが好きで、食べる・食べないに関わらず
注意深くサクランボの動向を常々観察しております。

食べる・食べないに関わらずですね。
わたくし、比較的スーパーとか覗くのが好きなものですから、
体が冷えるまでスーパーの売り場をうろうろしております(笑)
さすがにもう「寒いな」と思うと、外に出るんですけども。


そして今年、正しくは昨年くらいからなんですけど。
これは皆さまにサクランボを毎年観察している者として、
皆さまに「これはお伝えしなければならない!」との確信に至った現象があります!

なので、今日少し時間を使って
皆様にお伝えしたいと考えております。

中澤
ああぁ・・、はい。

安住
結論から申し上げますと、本当にふざけてるわけじゃないんですが・・。
結論から申しますと、皆さん!
アメリカンチェリーが逆襲を始めましたよ!ということです。

アメリカンチェリーの逆襲が始まった!うん。
既に気づいている方も多いと思うんですけど。
これは本当に大きな転換期です、大事なことなのでもう一度言いますけど。
「アメリカンチェリーが逆襲を始めたよ!!」




中澤
ハハハハハ、ほう・・。

安住
あのね、本当に笑い事ではない。
アメリカンチェリー、皆さん御存知だとは思いますが。
日本のサクランボが出回る2週間から1ヶ月くらい前に
アメリカンチェリーっていうのが店先に並ぶのですが、
たぶん今ちょうど並んでいる頃だと思うんですけども。

だいたい私の感覚ですと、
1パック398円くらいの時代が長かったんですけども。
最近はアメリカンチェリーも随分高くなってきて500円くらいに
普通に値段がついていたりしますけど。

中澤
そうですね。

安住
そして私は、アメリカンチェリーを好きだと思ったことは
これまで一度もない!!

皆さん如何ですかね?
アメリカンチェリー好きだっていう方いらっしゃるとは思いますし、
アメリカンチェリーの関係者の方が聞いていたら、
とても聞き流すことは出来ないとは思いますけれども。

私は、アメリカンチェリーを好きだと思ったことは一度もない!!

中澤
結構食べてるのはお見かけしましたけど、そうだったんだ!内心は

安住
ただ!ご指摘のようにそれはその本当は日本のサクランボを食べたい。
日本のサクランボが好き、ただ日本のサクランボはちょっと高い。
佐藤錦はもちろん、高砂とか紅秀峰とか品種がありますけれども。
日本のサクランボはやはり高価な果物でなかなか手が出ない。
なので、手が出ないのでその代用として仕方なくアメリカンチェリーを
私は毎年食べているという、なんていうのかな?
理論的に説明するとそういう事なんですよ。


中澤
そうなんですね、そうだったのかー。

安住
この気持ち、分かって下さる方いると思うんです!
本当は日本のサクランボを食べたいんだけど、
高価なのでその代用として仕方なくアメリカンチェリーを食べている。
あるいは、日本のサクランボの出回る時期っていうのは、
本当に短い期間で3週間くらいで、出てきたと思ったらすぐ引っ込んじゃう。

で、サクランボ好きにとって1年中サクランボを食べたい!という
気持ちを抱えているんだよね。
そして、夏の終わり、秋・冬・春とずっとサクランボを食べたいという気持ちを
抱き続けているんで、5月の初旬とか中旬にアメリカンチェリーがスッと出て来ると、
うっかり待ちきれずにそれに食いついちゃうんだよね!!

中澤
そうそう!そそそそそ、そう、そうです!まさにー。

安住
この感じわかりますよね?
うっかり待ちきれずアメリカンチェリーを食べちゃうんだな。
本当はね、日本のサクランボが出て来るのを待ちゃいいんだけどね。
本命の彼女が出て来るのを待ちきれず、手頃な女性で手を打ってしまうという
工業高校男子みたいなうっかり加減が!

中澤
その例えは、どうでしょう・・(笑)

安住
そうでしょ、だって!
本当は待ってたらもっと上玉を捕まえられるような器量よしの男子なんだけども、
うっかりあれだ!青春時代の欲望に負けてね・・。
手近なところで手を打っちゃったりとかして。

中澤
あ、飢餓感から。はぁ・・。

安住
そういう例はけっこう皆さんの身近にもあると思うんですよ。
「あいつ、随分と低いところで手を打ったな」と、とかあると思うんですよね。
こういうことがある・・・えっ、違いますか?

中澤
ハハハハハ(笑)
そうか・・、そうねそうね、そうかも。
でも食べたら美味しい・・。

安住
まぁ美味しいですよ、アメリカンチェリーも。
日本のサクランボには無いちょっとブリブリっとした感覚。
あと果肉がとても多い感覚。
そして何かね注射針で果汁入れたのか?ちゅうくらいな果汁が出てきたりなんかして。

中澤
色も濃くて・・、ええ。

安住
でも、日本のサクランボの方が美味しいでしょ?

中澤
そうですねぇ。
ど真ん中の日本のサクランボは本当に繊細な味で美味しいです。

安住
そうですよねぇ?と、思うんですよ。
またアメリカンチェリーは、日本のサクランボが
よく山形の農協の皆さんがつけたキャッチフレーズありますけどね。
「お口の恋人」とか「恋人の味」とか、こう繊細な感じの淡い感じのイメージで。
それ比べてアメリカンチェリーは色がどムラサキ、ドスムラサキみたいな。
場末のスナックのソファーの色みたいな、わかります?

中澤
ビロードの・・、はぁ。

安住
なんか種出した時のティッシュにつく果汁の染め具合も容赦ない感じの。
繊細さとか無い感じの、日本の着物にはないようなさぁ色じゃない、なんか。

中澤
まぁそうですね。

安住
なんかやっぱ大味っていうか・・んぁまぁ・・。
美味しいんだけど日本のサクランボに比べると大味だなっていう
感想はやっぱり否めないですよね。

中澤
そうですね、ちょっと違うものだなと。

安住
ところが先程からもう既に中澤さんの指摘がありますが。
最近、中澤さんの指摘が鋭いので私の話の結論の先、先を言ってしまうんですけど・・

中沢
ハハハ、あっすみません(笑)

安住
いや、いいですよ。いいですよ。
いいんですよ。

ところがその人間の味覚というものは案外いい加減なもので。
「美味しい」と感じるという基準っていうのは、
結局育ってきた環境に影響されるところが「大」ですよね?

慣れ親しんだ味がやっぱり美味しいと思う。
母親の料理の味が美味しいと思うのは、それはやっぱりね。
超一流のシェフと母親が料理が作ったら、どう考えたって
一流のシェフが作った料理の方が美味しいんだけれども。
ずっと母親の料理で育ってくると、結局そっちの方が
美味しいと感じる自分がいるということは、
結局、絶対的な美味しさではなくて自分の環境がそうさせてるわけですよね。


日本人はよく納豆が好き。
でね、外国の人は「何でこんな腐って糸引いてるものが日本人は好きなんだ!」って
ビックリされるみたいですけども。
私たちだって外国の人に「なんで日本人は納豆が好きなのか?」と聞かれたら、
究極的には「小さい時から皆と一緒に食べて美味しいと思ってるからだ!」って
いうことだと思いますよ。

なので、なんですかね?
妥協の産物的にアメリカンチェリーをね、食べ続けてきた歴史があるわけじゃないですか?
心の奥ではアメリカンチェリーを認めてはいないですし、
私は「アメリカンチェリーが好きですか?」と聞かれると「好きではありません」と
はっきり答えるんだけど、体は5月の初旬になるとアメリカンチェリーを欲しているんだよね。
食べたいんだよ、やっぱり(笑)

これわかりますかね?この感覚。
難しいこと言ってますけどね、皆さんだったら理解してくれるはずですよ。
認めちゃいないんだよ!

中澤
理性ではね。

安住
「アメリカンチェリーなんて!」っていう・・「代用ですから」みたいな。
「あくまでも仕方なく」みたいなね。

中澤
「つなぎです」って。

安住
正規会員としては認めてないんですよっていう。
ただ、ちょっと正規の会員の方が来るのが遅いので
特別に私の体の中に入れてるんですからね!アメリカンチェリー!っていうね。
「特別にね」みたいな。
その矛盾に皆さんは苦しんでませんか?

中澤
ハハハハハ

安住
苦しんでないかな?

中澤
そこまでは・・。

安住
苦しんでない?
私はずーーっと苦しんでる!
日本のサクランボの方が美味しいと分かっているんだけれども、
5月の初旬にアメリカンチェリーを見せられると我慢が出来ないんだね、うん。

更にですね、おふざけはこの辺で真面目な話になりますよ。
年代的な要因もここに加わってくるんですよ。
アメリカンチェリーの日本への輸入の解禁っていうのが、
ちょうど私が6歳くらい、1979年アメリカンチェリーの輸入解禁。
当時はすごく大騒ぎしたんですよ!
山形のサクランボ農家がね大打撃を受けるとか言って。
「牛肉・オレンジ輸入解禁」の前くらいですよ。

アメリカンチェリーの輸入解禁が1979年、たしか・・。
ごめんなさいちょっとうろ覚えで。
そして全面解禁が平成の2年かな?平成3年かな?

で、昭和54年に出回りはじめ、平成2年にもうドバドバ
市場にアメリカンチェリーが並ぶようになった。
この日本におけるアメリカンチェリーの年表にどんぴしゃ重なってくるのが、
私たち第2次ベビーブームの人間なんです。

なのでやっぱり離乳食取りはじめてようやく自分の好きなものとかが
言えるようになった5歳、6歳くらいの時にアメリカンチェリーというものを世の中が知り始め。
そして、食べ盛りの小学校・中学校の時にアメリカンチェリーがダイエー・イトーヨーカ堂で、
ドゥワーッと並んだわけですよ。

そしてサクランボはお腹いっぱい食べられないし高価だったから、
母親もそんなものは第2次ベビーブームにはそんなものは与えない。
で、アメリカンチェリーをズォーって洗ってボウル一杯「ほら、食べなさい!」みたいな。
「そんなにサクランボ食べたいんだったら、お腹いっぱいこれ食べなさい」みたいな感じで
アメリカンチェリーを胸元に突きつけられたのが、第2次ベビーブーム世代だった。

なので他の世代の人たちとちょっとアメリカンチェリーに関する
捉え方が違うんだな、私たちの世代は。
今、世の中を中心的に動かしているのが団塊ジュニアの私たちの世代だから、
もう団塊の世代は定年なさりましたので、今比較的消費活動の中心とされているのが、
東京都内のマンションの値段上げ下げするのはこの団塊ジュニアの世代ですよ!


この第2次ベビーブームがアメリカンチェリーの日本での歴史とどんぴしゃなんですよ!
そして、私たちの世代はあくまで暫定的措置としてアメリカンチェリー好きになっていることを
わかってはいるんだけれども、いつか自分が大成したならば、
「日本のサクランボを腹いっぱい食べてやりたい!」という気持ちを持っている世代なんだよね。
完全にデータを取っていないので私の気持ちを述べているだけだけれども(笑)

中澤
ハハハハハ(笑)
でもとても納得したような・・。

安住
そうですよね?だいたい昭和46年から昭和50年くらいの第2次ベビーブームね。
幼稚園に入ったらクラスの教室が無かった世代ね!貧乏くじ世代と言われているけども。
自分たちのちょっと上は「バブル世代」、ちょっと下は「女子高校世代」「起業家世代」
とか言われちゃってね。
私たちが教頭先生の話を静かに聞いてた最後の世代だから。

中澤
そうだったのね!!

安住
学級崩壊なんてふざけんな!っていうね。
体罰ギリギリ世代とも言われている。
そうですよ、体罰ギリギリ世代だから。

中澤
まだあったよ、名残がね・・。

安住
中澤さんもそうでしょ?

中澤
はい。

安住
で、日本のサクランボをいつかお腹いっぱい食べてやるという
強い気持ちを持ってるんだよね?
むしろ、日本のサクランボに対して強い憧れをものすごく抱いている世代なんですよね。

さぁそして問題はこっからですよ!
そんなね、団塊ジュニアわたしたちが間もなく40を迎えようとして、
ようやく子育ても一段落して少しお金が自由になって、
「じゃあマンションでも買おうか?」みたいな、「趣味の車でも買おうか」みたいな。
そういうことになってきてるわけでしょ?

そしてようやくアメリカンチェリーを卒業し、
日本のサクランボに大手を振って進めるんだ!っていう状況になってるわけですよね。

まぁあなたはね、恵まれた旦那さんとの生活があるから
ずいぶん前に日本のサクランボに移行しているのかもしれないけれども。
山梨に親戚がいるから!サクランボを自由に食べているのかもしれないけれども!

多くの団塊ジュニアたちはようやく40を前にして食も少し細ってきたから、
日本のサクランボに行けるんだ!と。

中澤
たしかに(笑)
肉より魚になってきた・・。

安住
状況になったのに!2009年ですよ!
年表が進みますよ、アメリカンチェリーの年表が。
2009年、3年前ですか?
今度は「レイニア種」という白肉種のアメリカンチェリーが輸入が解禁になるんですよ!


アメリカンチェリー・レイニアっていうんだけれども。
ちょっと「仮面ライダーアギト」みたいな感じになっちゃってるけれども(笑)


これまでのアメリカンチェリーは「ダークチェリー」と言われて、
要するに濃い紫色の赤紫?マホガニーレッドって言うのかな?
あのちょっとね俺は、「ドドメムラサキ」って呼んでるんだけども!

中澤
なんかチェリーパイに乗ってる感じの濃い濃い紫ですね。

安住
あの、「ビングー種」って言うんですけども。
他にもちょっと似た種類もあるんだけれども、
主にくらい色をして「ダークチェリー」というものしか入ってこなかったんだけども。

3年前に「レイニア種」っていう、クリーム色でちょっと上が赤みがかってて。
完熟すると真っ赤になるのかな?本当に日本のサクランボに近いような色合いをもって
形はアメリカンチェリーのままなんですよ。
大きくて白肉種が3シーズン前に日本への輸入が認められるようになって。
確かこれは、日本にはいない蛾の幼虫か何かの検疫かなんかで、
輸入出来なかったとか・・消毒の何かオゾン層がどうたらこうたら・・、
アメリカと日本とのやりとりの中で輸入が解禁されたという経緯があるんですけれども。

でこれが3シーズン前に日本に入ってきてるんですよね。
これはどういうアメリカンチェリーか?というと、
アメリカンチェリーの中でとても高価な種類なんですよね。
生産量も少なくてアメリカ人でもなかなか食べられないって言われてて、
「アメリカンチェリーの佐藤錦」って言われてる、誰が呼んでるんだか知らないんだけど(笑)
そんな両方知ってる人はなかなかいないと思うんだけど。

いうなれば、「アメリカンチェリーの佐藤錦」で結構値段が高いんですよね。
たぶん日本の結構良いサクランボと値段一緒くらい。
私、去年有楽町の駅の果物屋でただ一度だけ見かけましたけど、
一山1500円してました、なので結構良い値段するんですよ。

それで3シーズン前から日本に入ってきて、
たぶん果物好きとかちょっとそういうものに興味があって
いろいろインターネットでお買い物とかしている人は、
たぶん去年か一昨年くらいに食べてるはずなんだけども。

これがそのブリッとした噛み応えはアメリカンチェリーのままで、
皮がちょっと薄くて日本のサクランボに味がちょっと似ているんですね。

中澤
似ている!

安住
ただし、決して同じではない!!同じではないけどもね!
アメリカンチェリーと日本のサクランボの真ん中のような味を持ったのが、
アメリカンチェリー・レイニア。

そして、結構高いんですよ。
一箱8千円とか、高いものは2万円くらいする。
本当に佐藤錦に近いくらいの値段がしているんですけれども。

去年2011年がちょうどレイニア種が
アメリカのオレゴン州だかワシントン州だかでとても豊作の年で
日本に入ってきて少し値段が下がったんですね。

それで、比較的私たちがよく行くスーパーなんかにも、
1年の中で1週間くらい出回った時期があったんです。
私も去年、有楽町でたった1回だけ見かけたんだけども。

それで昨年2011年、レイニアが出回ったことで
今年から来年・再来年にかけてアメリカンチェリー・レイニアブームが
起きるのは間違いない。

中澤
間違いないですか!!

安住
間違いない!これは間違いない!!
食べたって方は実感出来ると思うんですけど、
まさにアメリカンチェリーと佐藤錦の真ん中くらいの味わいを持ってるんですよ。

問題はここですよ!!
アメリカンチェリー世代で育った私たち第2次ベビーブームは、
間もなく佐藤錦に順調に卒業しようとしていたここに来てだよ!!
急に選択肢をもう一つ突きつけられてしまったわけだね。

中澤
本当ですねー。

安住
そして怖いのは私自身もしかすると、
レイニアの方が美味しく感じてしまうんじゃないか?っていう
その自分への裏切り?これにさいなまれてるのよ!!
どうしたらいいんだ!っていうね・・。

中澤
悩んじゃってる!!

安住
これまでずーっと信じていた佐藤錦への道をさ、
急に誘惑が生じ始めたんだよね。

中澤
ここへ来て、分かれ道になっていると!

安住
マリッジブルーみたいな感じでね(笑)
「本当に佐藤錦に行っていいのか?」みたいな・・。
「私本当にこれで幸せになれるんですか?」(笑)
ちょっとね-、不思議な感じよ。


中澤
そうなんですねー。
そのレイニアはいいとこ取りなわけですか?
両方の間って・・。

安住
日本人からみると、佐藤錦とアメリカンチェリーの真ん中っていう
感想を持つのかもしれないけれども、
アメリカ人とかカナダ人からしてみると、
「アメリカンチェリーの高級版」というような感じで、
当然、日本のサクランボの味には追いついていない!

ただ、怖いのは第2次ベビーブームはアメリカンチェリーで育ってきてるので、
慣れ親しんだ味を求めてしまうが故に、佐藤錦ではなく
レイニアを選択してしまうんじゃないか?という恐れがある!!

長い?クドい?うるさい?
あなたたちの感想は関係無く今日は私の言いたい事を言うよ!

中澤
ハハハハハ(笑)
寝ても覚めてもその不安と戦ってるんですか?

安住
戦ってますよ!どうするの、これで?
まぁちょっと上手く自分の感情を表現出来ないんだけど。

他の世代から聞くと、
「いいじゃないか!新しく選択肢が増えたんだから!」ってね
「好きな方にいけばいいじゃないか!」ってねぇ・・。

中澤
ねぇ、本能の赴くままにね。

安住
ところがですよ!!
やっぱこうね、また悔しいのが
私たち第2次ベビーブーム団塊ジュニアが40歳を迎えようとしている
ようやく自由を迎えようとしている年代の2009年になぜ解禁するんだ!
アメリカ農務省は団塊ジュニアの購買力を意識しての解禁じゃないかと
俺はそこまで読んでるよね。

中澤
ハハハ(笑)
アメリカの陰謀だと・・。ほーーー。

安住
そうですよ、進駐軍が入って来て小学生たちにパン食わせてさ
パン食文化みたいなのを根付かせて。
結局日本人は大きくなると「ごはんもいいけど、パンもいいね」っていう
国民になっちゃったわけだ。
それはさアメリカのGHQのやり方でしょ?
要するに小麦をアメリカからドバドバ輸入して日本人がね
パンをいっぱい食べるような国民にしてればね。
それで「米食べるのはダサい」みたいな事を植え付けてきたわけでしょ?
ふざけんな!っていうね。



で、アメリカンチェリーもドーーッと押し寄せてきてブワーッって売りつけて、
口をアメリカンチェリーに慣れさせておいて、
団塊ジュニアが金を持った頃を見計らってのレイニア輸入解禁みたいな。
「こういうのもありますけど」みたいな。
買えちゃうわけだ!私たちは。これまでは買えなかったけれども。
「1パック1500円?出せるけ・・ども」みたいな感じになってるわけじゃん。
なんなんだろうね?

中澤
そっか、でも食べたいような・・はい。
本当これ大問題なんですね、最初に思ったよりも(笑)

安住
大きいでしょ?
「アメリカンチェリーの逆襲」っていうのが
まさにその通りだという結論に至りませんか?

なんでこれまで純粋に抱えていた私の日本のサクランボを
お腹いっぱい食べたいという欲求を素直に世の中は後押ししてくれないんだ?

なんでこんなに苦悩を抱えなきゃいけない世代なんだ!っていうね。
貧乏くじ世代の・・。

中澤
極めつけは、サクランボだったと!

安住
と、思いませんか?
思わないか!思わないか。

中澤
思わなかったけど、一理ある(笑)

安住
ね、レイニア種っていうサクランボが
たぶん高価なものでスーパーで売ってても800円を下回らないような値段がする
そして、ちょっと日本のサクランボに色味が似てて、
ものが大きいんで目を奪われると思うんですよ。
「こんなサクランボが?」なんて、
「これがアメリカンチェリーなの?」なんていう方が続出すると思うんですよ。

今年はちょっと無理かもしれないけども、たぶん来年か再来年くらいに、
ちょっとしたブームが起こると思うんだけれども。
今の話をよく思い出してね!
で、自分がどういう道を進めば幸背になれるのか?っていうことを考えてね。

中澤
日本の国益も考えて。

安住
そう、日本の国益も考えて、アメリカの策略も考えて、
山形の農家の人の気持ちも考えて。
そして私たちが後世に残すものも考えて、自分の気持ちを大事にして。
そして、子供にはどのサクランボを与えたらいいのか?とかも考えて。

中澤
熟考してですね(笑)

安住
お願いしたいなと思います。
私が伝えたかったことはこういうことです。
長くなりました、本当にごめんなさい。

(了)

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